どうすれば5月病から脱出できるのか? | 大阪発!心理カウンセラーの「自分で自分を癒すヒント」

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うつ、不安、不登校など、様々な神経症やお悩みを少しでも軽くする為の
ヒントを開業カウンセラー(公認心理師)がお伝えしてゆきます。

皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、
のぶさわです。

 

 

 

<前回からの続き>



前回、

(私が考える)「五月病」の原因について、

要は、
持ってうまれて(不快)刺激に敏感であるか
 または
 新しい環境の不快さが自分の許容量を超えている
 けれど「闘争反応」によって何とか頑張っていた


でもストレスホルモンによって心身がボロボロ

 になっていた時に連休があり、

 不快刺激から「逃げて」快刺激への「希求反応」

 というパターンが身についた
 
連休後、もう一度不快刺激である職場や学校

 に飛び込むには闘争反応は継続できない

 =心身がボロボロになるので)

 そこから「逃げる」その不快刺激を上回る

 様な快刺激を用意する必要ある


という旨をお書きしました。


だとすれば、

どうすれば「五月病」から脱出する事

ができるのでしょうか?

今回は、

私なりの考えでそのヒント

をお書きしたいと思います。



<五月病から脱出するヒント>

不快刺激を減らす工夫


 今の新しい環境が自分にとって”耐え難い程”

 の不快刺激があるのであれば、


(1)環境調整


 不快をもたらす”相手”が明白ならば、
 コミュニケーションの仕方を変えたり、

 本人に意思表示をしたり、距離を取ったり、

 上司/先生に相談したり、席替え・部署異動

 を申し出る、


 或いは、許可を得て机の向きを替えたり、

 他人が視線に入らない様に
 自席の周りを物で覆ったり
(視覚過敏の場合)

 イヤーマフを付ける(聴覚過敏の場合)

 


(2)不快な場所に居る時間を減らす


 休憩時間や下校後/終業後、休日等は

 なるべく快の刺激を求める様にする

 


(3)自分の努力


 もし「皆より劣ってる」とか

「ついて行けてない」

 等が大きな不快刺激であるならば、

 努力してそれを克服する事も必要でしょう

 


(4)専門家に助けを求める


 もし自分の努力が及ばないと感じる場合は、
 カウンセラー等に頼ってでも、

 認知の仕方のパターンを変えたり、
 ”気にし過ぎる”性格(パターン)の改善、

 不安・不快への対処法等を

 身に着けてゆくのもいいでしょう
       


快刺激を得る工夫

 

 いくら苦しい不快刺激との”闘争”でも、

 その先に不快刺激を上回る様な”快刺激”
 が無いと続かない筈です。


 ですから、

 その”闘争”の先に自分にとっての”快刺激”

 を設定する必要があると思います。


 (例:昇給・昇格、承認・賞賛、達成感・

    自分の夢・目標に近づく等)


 ※マラソンでもゴールの先に鬼コーチが待っていて

  叱られるのであれば、”闘争”心が萎えて

  逃走の方へ行くでしょうが、

  ゴールの先に恋人からのプロポーズ

  が待ってるのであれば、それは最早闘争ではなく、

  快刺激への”希求反応”になると思います
 



③どうしても無理ならば「逃げる」自分を許す


 上記の事をやっても心身に異常をきたしてる

 のであれば、休む、辞める等の「逃げる」行動

 も自分に許してあげる必要もあるでしょう。



以上、

私なりの「五月病から抜け出すヒント

をお書きしましたが、
お独りで難しい場合はお気軽にご連絡下さい。

 

 

 

それでは今日も良い変化を

 

 


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