「裕也がいない。

 どうしたの?どこなの?」

 まさか殺されたの?

 口にするのも恐ろしい。

 このゲーム世界で

 死んだらどうなるのか

 まひろは凄く

 不安になった。

 まひろ自身

 この世界で殺されて

 肉体は昏睡状態だから

 きっと実際には

 死なないいはずだと

 考えた。

 飛んで来る化け物。

 怖いくらい

 大きな化け物…

 前も怖かったが、

 今はもっと

 怖いと怯える

 まひろだが

 裕也が心配で
 必死で見ていると、

 敵の大きさに

 比べて小さく

 見える青い鎧が

 切りかかってきて
 再々邪魔をしに

 来た青い鎧を

 捕まえようと

 巨人に見える

 化け物が大きな

 手を振り回す。
 そこに裕也の

 白銀の鎧が来ない。

 まひろは不安で

 体が震えてきた。
 しかし、

 遅れて裕也の

 鎧が到着した。
「裕也!無事なのね!!」
 裕也は両端が

 半円形の長い剣を

 真ん中で持って、

 くるくると回転させる

 ように打ち込んで
 ハンマーの男を

 切り裂く。
 青い鎧の御堂は、

 御堂自体が縦に

 回転し、

 態勢を逆さに

 しながら切りつけ、
 掌を巨大化させた

 敵の動きを

 交わして攻撃した。

 でもまひろの目は

 裕也に釘付けだ。
「裕也、すごい。

 裕也じゃないみたい。」
 御堂さんは強いと

 聞いてたから

 強いのは分かるけど、

 裕也は御堂さんの

 足を引っ張ってるって

 落ち込んでたのに
 別人みたい。
 

 

 

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