なんと18日は西原町の運玉森(うんたまむい)標高158.1mに上って植物見学会で、翌日19日は嘉津宇岳のそばの三角山の麓のお友だちの農園に行きました。
本当は三角山(標高340m)に上っての植物観察会の予定でしたが、連れて行ってくれた植物の師匠ともいえる方のお友だちの農園によったら、そこで植物を見ていたら山に登る時間がなくなるほどいろんな植物に出会いました。
農園の主の方が85才は過ぎていらっしゃると思うのですが、すごく植物のことにくわしくて話せば話すほど次々といろいろな知識が飛び出して勉強になりました。
そこでシークヮーサーやクガニーのミカン狩りもさせてもらいました。体調を崩していたらしく長く農園お手入れができていないとのことでしたが、シークヮーサーやクガニーはよく実っていて、斜面を登りながらミカンの木からもぎ取って食べながら登るという贅沢なことをさせてもらいました。
シークヮーサーとクガニー
食べてみないとわからない。酸っぱいのがシークヮーサーで甘いのがクガニー
好みは人それぞれっす。
ガラナの木やコショウ、マンジェリコンやマウンテンアップル、などもあり説明を聞きながら楽しく観察させてもらいました。
マウンテンアップル
ガラナの木
コートダジュール
山いっぱいに咲いていてすごくきれいでした。
コショウは実がよくついていました。これは挿し木ができるから持って行きなさいと惜しげもなく刈り取ってみんなにもたせてくれました。コショウの実がついているものをもらったので天日で乾燥させてミルで挽いて食するつもりです。
ガラナも挿し木に挑戦してご覧と言われて枝を1本もらってきたので挑戦します。
あと、道ばたにでっかい包含のようなものが落ちていたのですが、これがホウガンボクという木の実らしく漏れっていいよと言うので遠慮せずもらってきました。磨くときれいになるそうです。
収穫したコショウとホウガンボクの実
農園からは登る予定だった三角山が見えてきれいでした。
なぜか見た目よりも山は低く映るし(いつも)、もっと三角にとがっていたのに写真には見たように映らないですね。
山原の新緑がきれいでした。
帰りには師匠のうちにあった珍しいピンク色の花を咲かせるシロノセンダングサを一枝もらいました。これもまた挿し芽で増やすつもりです。
ワンコインを中華を頂いてからまたまた中山に戻り、アマシバという木の花が咲いているという情報を頼りに探しに行きました。それがこれです。白くてふわふわでまるで雪が降ったようでした、そしていい香りが漂って生きて癒やされました。
アマシバ
アマシバ
そこのすぐそばになんとでっかいシダ植物がありました。ナンヨウリュウウビンタイです。1枚の葉が5mは超える巨大なナンヨウリュウウビンタイです。すごくきれいでした。ゼンマイも美しい。
ナンヨウリュウウビンタイ
師匠が小さく見えます。
中山の道沿いにはイルカンダもたくさん咲いていました。
道ばたには久しぶりに見たキュウリグサ。花は1mmくらいかな。子どもの頃わすれな草の代わりに見つめていました。
花びらに切れ込みが入って星形になっているノアサガオも見つけました。かわいいです。
なんと濃厚な植物観察会。二日連続なので誘われたときは一瞬悩みましたが、思い切って出かけて大正解でした。旧友との再会から始まった植物観察会、再開したお友だちには感謝しかありません。
ありがたいことです。