7月1日 20~
この日は 母、私、妹、息子 と順にお風呂に入り母には自分の部屋で休むように伝え 私、妹、息子で介護ベットのある部屋にいた何度も手を挙げて空を切る様子を見せていたので 交代で手を握ったりしていた「○○〇」と何かをたまに言うが なにを言っているのか聞き取れず私が「○○〇(母の名前)?」と聞くと 頷いた息子に「おばーちゃんを起こしてきて」とお願いして母が起きてきたのが 22時頃母が「お水のむ?」と声を掛けると 頷いたので スプーンで3滴ずつくらい口に入れてあげると しっかり飲み込んだ顔を温かいタオルで拭いたり お水を少しずつあげたり そんなことをして声を掛けながら 2時頃までみんなで周りにいた全員で周りにいても まだこれが続くのかもわからないため一旦 母を残して別室に全員引き上げた横になって目を閉じても 隣の部屋の声が聞こえるとにかく「うーー」とも「あーー」ともいうような声が続いていて うとうとはしていたが熟睡はしていなかった4時半頃に 母が「気持ち悪いんだね? 吐いちゃっていいよ 大丈夫だよ」と声を掛けているの聞こえ目が覚めた上を向いていたら 吐いたものが詰まって危険だから横を向かせようとしても 本人が手振りで嫌がる そんな状態をずっと続けていた様子が聞こえていたその直後に母が「お父さんが吐いた 誰か来て」と呼ぶ声が聞こえ 目が覚めていた私が駆け寄ると 大量に胆汁と思われる水分吐いていた大げさではなく 2リットルのペットボトル1本分くらいベッドには防水シーツを使用していたので 吐しゃ物が顔周りに 溜まっていた駆け寄ってパッと見た時 私はまず すぐに心臓の鼓動を確認したきっと違和感を感じたのだろうと思う既に絶命していた目はぱっちりと開いていて 苦しそうな表情はなく ただ天井を見つめていた時計を確認したところ 2023年 7月 2日 午前4:41 だった