毎日いろんなことがあり、予定通りにいきません
さて一昨日。突然電話がありました。トラバサミにかかった猫が、暴れ回っている！とのこと。この日、多頭飼育崩壊寸前宅に緊急性の高いメス猫を預かりに行く予定で、運良く夫も在宅でした。
多頭宅に、時間をずらしていただき、まずは現場へ。最近、可哀想で餌を与え出したという人からの電話でした。アパートね裏に隠れているとのこと。
横になって、倒れているように見えましたが、人の気配を感じて、逃げる動きを始めた。
ビックリさせないようにと思ったけれど、猫は殺される！と思ったのでしょう。必死で、ここをよじ登ってしまった！！
登れないので、車で回って、このお宅の正面に行き、お婆さんに声を掛けて敷地に入らせてもらいました。
この家、鳩小屋や鶏小屋があります。捕獲器も。
猫は見えない。隣や向かいは、家はなく、逃げれば音がしたはず。でも、わからない。
少し離れた場所に民間が数件あり、そこを訪ねると、猫を知っていました。猫好きな方なので、来たら怖がらないようにしてくださいとお願いしました。何かあれば連絡をお願いし、とりあえず帰宅。動画を見せたら、ビックリしていました。
連絡をくれた方に現場をお願いして、メス猫を預かりに！ところが、一匹逃げてしまった
とりあえず、メス一匹預かり帰宅。また、現場へ。
何と、鶏小屋の下に隠れていた！！
奥にいます。鎖のマルカンに支柱を入れておいたとのこと。前に出てきたら、捕まえる作戦。
ところが、猫は殺される！と思ってます。物凄い勢いで走って逃げた
公園のような草むらに逃げ込み、行くと、側溝に入ってしまった
泥で進めないのか、入口にいるところを、可哀想だけど鎖を掴んで、とめる。と、必死で噛みついてくる。これは夫担当。皮手は着用。お世話してる人が、側溝の蓋を持ち上げ、猫に毛布を被せて、暴れて飛び掛かる猫をキャリーケースに入れた
夫が手伝ってくれたお世話人さんは、血だらけ泥だらけになり、病院へもう薄暗い時間でした。
キャリーの中で暴れて唸り声をあげる野獣のような猫。とにかく、キャリー扉を破壊されないように注意して、念のため車内泊。
キャリーの隙間から。
酷い状況。
麻酔しないと触れないため、病院に電話して、翌日キャリーのまま行くことにしました。
さすが大ベテランの先生。野良猫に優しい須賀川の安藤先生。見たこともない巨大な洗濯ネットに、大きめキャリーを丸ごと入れて、猫を出して、キャリーを引き出す。看護師さんと二人で手早く。あっという間に完了。
麻酔をして、トラバサミを外していただきました。
このまま切断か
ただ、もしかしたら切断せずにすむかもしれないそうです。2週間位して壊死していれば、切断。していなければ、切断なし。もしかしたらを選択しました。
この機会に去勢をお願いしました。
呼吸できるネットにしていただき、帰宅。キャリーを小さなものに。
私は、用心深い性格なので、扉を開けずにネット使い捨て。
いつもの簡易ホテルへ。
痛いよね雨の中、罠にかかり濡れていたのでしょう。風邪で鼻がズーズー。
今朝の光景。食べてくれた
名前は、『太陽』です。マイブームの『これは経費で落ちません！』のヒロインの恋人の名前。明るくて優しい男の子。
太陽には三毛の恋猫がいるそうです。太陽を母猫だと思っていた人がいるくらい仲良く、いつも一緒。三毛が食べ終わるのを待って、太陽が食べるのだそうです。太陽は紳士
恋猫は、離してはいけません。太陽は、三毛にゃんが罠にかからないか、心配してるはず。近日中に捕まえたいと思います。スペースないけど
トラバサミ、なの？
トラバサミは、違反です！！
この人かな？という人の前で、警察に電話。ところが、夫が電話したら、死体がないと動けないと言ったらしい。で、リジチョーの私から再度電話。別の警察官だったためか、怪しいお宅などを回って報告するとのこと。
それだけじゃダメだ。逮捕してほしい。
被害届を出したい！！
今まで、何匹殺したのか？
高圧電流柵に触って、飼い猫が何匹も死んでいるとのこと。眼球が飛び出していた死体を、道端にゴミのように放り投げていたとのこと。
恐ろしい。
農村部は、野良猫を害獣扱いして、駆除している可能性がある。それは、犯罪です！！
福島県民は、しゃーねーべーと何も言わないし声をあげない。
今まで、何匹の心ある野良猫や捨て猫や迷い猫や飼い猫が、殺されたの？
仲間が殺されるのを見た猫は、人間を恐れる。けれど、ご飯を貰わなきゃ生きれない。
可哀想。とにかく可哀想。
私、頑張らなきゃイケナイと思う。頑張っても、救える数には限りがあるけど、太陽や、三毛恋猫を救い、安全安心を与えてあげたい。
田舎には期待してないので、とにかく視野を全国、世界に広げて、頑張っていきます。
多頭飼育崩壊寸前宅、どうぶつ基金からチケット貰えないでしょう。昨年の報告を役所がしていなかったそうです。年度末報告も。やり取りは役所しかできないので、どんな約束があるかわからない。担当者は、毎年変わる。もともと、動物愛護はセンターの仕事という意識を役所は持っています。
この機会に、卒チケットを考えましょう。
来週の手術、チケットなしで行きます。来月は、3枚支給とのこと。再来月以降は、チケットなしも想定し、クラファンも考えます。
私は、逆境に強く、そのような出来事があると、何かしらのチャンスもあるのです
できれば横になってドラマ観ていたいけど、命の危機にある猫たちのために、頑張らなきゃイケナイと思います
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