IMG_20120713_214238.jpg 11時過ぎに翠さんに送られて、リブルヌ駅を出て、約3時間半でパリモンパルナス駅へ戻ってきました。

2時30分過ぎにモンパルナス駅に着き、5時にはモンマルトルにある、濱村純さんのアトリエへお花のレッスンに行く予定です。

わずか3日前に訪れたばかりのパリの街でしたが、なんだかもうすっかり、パリの住人のような感覚で、滞在しているアパルトマンへ帰りました

荷物を下し、少しゆっくりして、地図を確認して、またパリの街へ飛び出していきました。

このスケジュールを決めた時に心配したのは、5時からのレッスンだと帰りは7時過ぎ。
夜のパリの地下鉄は安全なのかしら??と云うことです。

しかし、パリの夜はゆっくり更けていきます。夜、8時 9時は宵の口です

地下鉄4番線に乗ってバルぺス・ロシュアールで2番線に乗り換えて、濱村さんのアトリエのあるプラスドゥ・クリシーまで行きました。
駅からの道順は濱村さんから事前にメールにていただいていたので、迷わずに行くことができました。

途中、モンマルトルあたりは治安が悪いと聞いていたので、緊張しましたが 、ビクビクせず、普通にしていれば何も問題ないと思いました。ヘンに気負わないことですね
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予定の時刻より少し早めに濱村さんのアトリエに到着しました。
初めてお会いして濱村さんは、さばさばとして、プロ意識の高いアーティストといった印象の方でした。
もう一人、今日のレッスンの参加者がいらっしゃて、2人でのレッスンが始まりました。

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レッスンは、それぞれのレベルに合わせて、多くを要求せず、でも、濱村さんのイメージをはっきりと伝えるものでした。 彼女には花に対する強いこだわりがあるように思いました。
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濱村さんは、ご自分のレッスンをする以外にも、フランス人アーティストのレッスンを企画したり、日本からくるレッスン希望者の通訳などをしていらっしゃるそうです。IMG_20120714_013432.jpg 
濱村さんのアトリエの窓辺にいけたばかりのアレンジメントを置いてパチリ

スタージュとしてパリの花屋で数年間働いた経験を持つ濱村さんから、フランス人の花に対する印象を説明していただきました。
フランスでは、より自然に近い形で花をアレンジしていくと大変喜ばれる、ミントなど香りのあるものを入れると喜ばれるなど。。。

自然を家の中に取り入れること。その表現の違いが、生け花とアレンジメントの違いでしょうか。 花を愛でる。その気持ちはどちらも一緒ですね。
                                           
レッスン終了後、お茶を頂きました。
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この羊羹。かの有名な(地元ではとても有名)小笹の羊羹でした。
小笹の羊羹とは、幻の羊羹と言われ、早朝から並ばなければ手に入らない羊羹なのです。
吉祥寺の駅近くにある、小さな和菓子屋さんで最中は並んで買ったことあるのですが、羊羹は生産量が少ないそうで、すぐになくなるために始発で行ってならばないと買えないらしいです。
一度食べてみたいと思っていた羊羹。まさかまさか、パリでいただけるとは。。。
ごちそうさまでした。                              つづく。。。