皆様、ご無沙汰しております。
今年もコロンビアと日本のたくさんの方のご協力のおかげで、
無事にサンタプロジェクトが終了いたしました
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これまで「天岩戸」「桃太郎」「かぐや姫」など神話や昔話を題材にしたものが
多かった脚本ですが、今年の主人公は『坂本龍馬』、
初の時代劇に挑戦しました
『龍馬～侍のいない国を夢見た侍～』
"Ryoma-el samurai que soñana con un país sin samurai-"
（ポスターデザイン：カミロ・アグデロくん）
ただし「子どもが楽しめる」ことが前提なので、
史実よりもわかりやすさとキャラ立ちを優先し、
ドラマやアニメ、ゲームなどでよくある
「龍馬名場面」を切り貼りしただけの台本なので、
幕末の歴史に詳しい方が見ると頭を抱えてしまうかと
思われます。。。。
特に大きな改変は龍馬の妻・おりょうをカットし、
龍馬の元婚約者・千葉さなと新選組の沖田総司を同一人物に
設定したことでしょうか。。。
とりあえず今回はキャストを紹介させていただきます。
登場人物はエキストラを除くと11人です。
１．坂本龍馬（フリアン・ラミレス）
去年の「かぐや姫」のかぐや姫役に続き、
二度目の主役を射止めたフリアンくん。
明るく、おおらかで、
どこかラテンのりのコロンビア版Ryomaを
元気いっぱいに演じてくれました。
長いセリフもしっかり覚え、
いい役者に育ってくれて嬉しいです。
２．緋村剣心（アレックス・ラミレス）
今回のキャストで唯一の完全フィクション人物、
誰もが知っている「るろうに剣心」の剣心です。
ただ人物像は剣心というより、
「岡田（人斬り）以蔵」と「中岡慎太郎」を足して割った
ような感じに仕上がっています。
アレックスくんは2013年から毎年欠かさず出演してくれていて、
今年のキャストの中では一番のベテランです。
３．勝海舟（ブライアン・モラノ）
今年初参加のブライアンくん。
地球儀を持って、英会話の練習をする愉快な勝先生は
出てくるだけで笑いがおきていました。
４．西郷隆盛（ケビン・モレノ）
ケビンくんは「ナルトくん」というニックネームを持つ
17歳の男の子です。
ナルトくんも今年初めての参加でしたが、
その低く渋い声に女性ファンがついたようです
５．桂小五郎（レオナルド・ピエドライタ）
レオくんは去年「かぐや姫」を迎えに来る月からの使者役に引き続き、
二度目の舞台でした。メガネに浴衣の伊達姿で冷静沈着な小五郎さんを
演じてくれました
６．土方歳三（バイロン・チャバリア）
新選組の鬼の副長、土方さんは今でも人気の高いイケメンキャラですが、
今回の作品ではスパルタ式に隊士をしごく、
悪役に徹してもらいました。
土方を演じたバイロンくんはこれが初参加とは思えないほどの
魅力的で印象に残る役作りをしてくれました。
７．沖田総司・千葉さな
（Wキャスト：ロレナ・ムニョス / ジェニファー・カストロ）
今回の作品では龍馬の元婚約者、千葉さなが京都に来て男装し、
新選組一番隊隊長、天才剣士・沖田になった、という設定で、
女性に演じてもらいました。龍馬とは敵同士ですが、
サンタプロジェクト作品には珍しく、
一瞬のロマンスもありました
８．徳川慶喜（マテオ・カノ）
徳川最後の将軍を演じてくれたマテオくんも
今年初参加のメンバーです。
とてもシャイな優等生タイプのマテオくん、
始めの頃はセリフを言うのも恥ずかしそうでどうなることかと
思いましたが、最終的にサンタプロジェクトメンバーが
選ぶ「役にピッタリで賞」を受賞するほど、
凛とした佇まいの気品あふれる上様を演じてくれました。
９．坂本乙女
（Wキャスト：鯨井萌絵 / ケリー・オカンポ）
プロローグとエピローグに登場する龍馬のお姉さん・乙女さんは
史実では47歳の若さで亡くなっていますが、
今作では元気なおばあちゃんとして登場し、龍馬を回想します。
東京外国語大学からの留学生もえさんと、
今年のコロンビア全国日本語弁論大会で優勝したケリーちゃんが
Wキャストで演じてくれました。
１０．太郎（乙女の孫・10歳）
（Wキャスト：ラウラ・リオス / マヌエラ・カノ）
太郎は主な観客である子ども達に近い役、
龍馬の子ども時代を彷彿させる役として、
フィクションで設定した乙女の孫ですが、
実際に坂本龍馬家二代目当主の坂本直（龍馬の甥）は
明治4年に龍馬の家督を相続するまでは「高松太郎」
という名前だったとのことです。
１１．岩崎弥太郎（クリスティアン・カルバハル）
「龍馬伝」でおなじみの三菱財閥創業者・弥太郎も
プロローグ、エピローグの回想シーンに登場します。
龍馬伝のイメージで、豪快でツンデレなおじいさん弥太郎を
ロックバンドをやっているクリスティアンくんが演じてくれました。
１２．維新志士
維新志士役の一人、アレックスくんは
ベネズエラからの移住者で折り紙がとても上手です。
１３．新選組
１４．太郎の友達の子ども達・沖田と遊ぶ子ども達
１５．司会
スペイン語：長方舞香 / タティアナ・カレロ
日本語：アンドレア・スエスクン
サンタプロジェクトの説明は例年コロンビア人が日本語で、
日本人がスペイン語で二か国語で行っています。
今年は歴史物なので、劇が始まる前に
幕末の時代や人の説明をする必要があり、大変だったと思います。
スペイン語司会はJICAボランティアの舞香さん、
日本語は第2回目から毎年サンタプロジェクトに参加してくれている、
アンドレイタちゃんです。
アンドレイタちゃんはサンタプロジェクトの他にも
通常の日本クラブミーティングや日本語スピーチコンテストなど
様々なイベントのオーガナイズを長年続けてくれていて、
日本クラブの実質のリーダーでした。
でも今年オーストラリアの大学院への留学が決まり、
今回が最後のサンタプロジェクトになりました。。。
今まで本当にありがとう、アンドレイタちゃん！
そしてアンドレイタちゃんがオーストラリアに行った後の
司会を務めてくれたのはタティアナちゃん。
大学職員として多忙を極める中、
司会だけではなく、日本クラブの副会長と運営の
引継ぎも受けてくれました。
１６．サンタクロース（ブレイネル・サンチェス）
サンタクロースは公演が始まる前に
観客の子ども達に「赤鼻のトナカイ」日本語バージョンを
教えます。
サンタ役のブレイネルくんは今回の公演の演出兼歌唱指導
でもあります。
もともとサンタプロジェクトには役者と歌唱指導で
参加してくれていましたが、今回は初の演出として
みんなを引っ張ってくれました。
そしてキャラ作りに大いに貢献してくれた、
メイクの担当アンドレスくん。
参加してくれたサンタプロジェクトメンバーの皆さん、
見に来てくれた観客の皆さん、
そして応援してくれるすべての皆さん、
本当にありがとうございました！
歌・アクション編に続きます。
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多かった脚本ですが、今年の主人公は『坂本龍馬』、
初の時代劇に挑戦しました
『龍馬～侍のいない国を夢見た侍～』
"Ryoma-el samurai que soñana con un país sin samurai-"
（ポスターデザイン：カミロ・アグデロくん）
ただし「子どもが楽しめる」ことが前提なので、
史実よりもわかりやすさとキャラ立ちを優先し、
ドラマやアニメ、ゲームなどでよくある
「龍馬名場面」を切り貼りしただけの台本なので、
幕末の歴史に詳しい方が見ると頭を抱えてしまうかと
思われます。。。。
特に大きな改変は龍馬の妻・おりょうをカットし、
龍馬の元婚約者・千葉さなと新選組の沖田総司を同一人物に
設定したことでしょうか。。。
とりあえず今回はキャストを紹介させていただきます。
登場人物はエキストラを除くと11人です。
１．坂本龍馬（フリアン・ラミレス）
去年の「かぐや姫」のかぐや姫役に続き、
二度目の主役を射止めたフリアンくん。
明るく、おおらかで、
どこかラテンのりのコロンビア版Ryomaを
元気いっぱいに演じてくれました。
長いセリフもしっかり覚え、
いい役者に育ってくれて嬉しいです。
２．緋村剣心（アレックス・ラミレス）
今回のキャストで唯一の完全フィクション人物、
誰もが知っている「るろうに剣心」の剣心です。
ただ人物像は剣心というより、
「岡田（人斬り）以蔵」と「中岡慎太郎」を足して割った
ような感じに仕上がっています。
アレックスくんは2013年から毎年欠かさず出演してくれていて、
今年のキャストの中では一番のベテランです。
３．勝海舟（ブライアン・モラノ）
今年初参加のブライアンくん。
地球儀を持って、英会話の練習をする愉快な勝先生は
出てくるだけで笑いがおきていました。
４．西郷隆盛（ケビン・モレノ）
ケビンくんは「ナルトくん」というニックネームを持つ
17歳の男の子です。
ナルトくんも今年初めての参加でしたが、
その低く渋い声に女性ファンがついたようです
５．桂小五郎（レオナルド・ピエドライタ）
レオくんは去年「かぐや姫」を迎えに来る月からの使者役に引き続き、
二度目の舞台でした。メガネに浴衣の伊達姿で冷静沈着な小五郎さんを
演じてくれました
６．土方歳三（バイロン・チャバリア）
新選組の鬼の副長、土方さんは今でも人気の高いイケメンキャラですが、
今回の作品ではスパルタ式に隊士をしごく、
悪役に徹してもらいました。
土方を演じたバイロンくんはこれが初参加とは思えないほどの
魅力的で印象に残る役作りをしてくれました。
７．沖田総司・千葉さな
（Wキャスト：ロレナ・ムニョス / ジェニファー・カストロ）
今回の作品では龍馬の元婚約者、千葉さなが京都に来て男装し、
新選組一番隊隊長、天才剣士・沖田になった、という設定で、
女性に演じてもらいました。龍馬とは敵同士ですが、
サンタプロジェクト作品には珍しく、
一瞬のロマンスもありました
８．徳川慶喜（マテオ・カノ）
徳川最後の将軍を演じてくれたマテオくんも
今年初参加のメンバーです。
とてもシャイな優等生タイプのマテオくん、
始めの頃はセリフを言うのも恥ずかしそうでどうなることかと
思いましたが、最終的にサンタプロジェクトメンバーが
選ぶ「役にピッタリで賞」を受賞するほど、
凛とした佇まいの気品あふれる上様を演じてくれました。
９．坂本乙女
（Wキャスト：鯨井萌絵 / ケリー・オカンポ）
プロローグとエピローグに登場する龍馬のお姉さん・乙女さんは
史実では47歳の若さで亡くなっていますが、
今作では元気なおばあちゃんとして登場し、龍馬を回想します。
東京外国語大学からの留学生もえさんと、
今年のコロンビア全国日本語弁論大会で優勝したケリーちゃんが
Wキャストで演じてくれました。
１０．太郎（乙女の孫・10歳）
（Wキャスト：ラウラ・リオス / マヌエラ・カノ）
太郎は主な観客である子ども達に近い役、
龍馬の子ども時代を彷彿させる役として、
フィクションで設定した乙女の孫ですが、
実際に坂本龍馬家二代目当主の坂本直（龍馬の甥）は
明治4年に龍馬の家督を相続するまでは「高松太郎」
という名前だったとのことです。
１１．岩崎弥太郎（クリスティアン・カルバハル）
「龍馬伝」でおなじみの三菱財閥創業者・弥太郎も
プロローグ、エピローグの回想シーンに登場します。
龍馬伝のイメージで、豪快でツンデレなおじいさん弥太郎を
ロックバンドをやっているクリスティアンくんが演じてくれました。
１２．維新志士
維新志士役の一人、アレックスくんは
ベネズエラからの移住者で折り紙がとても上手です。
１３．新選組
１４．太郎の友達の子ども達・沖田と遊ぶ子ども達
１５．司会
スペイン語：長方舞香 / タティアナ・カレロ
日本語：アンドレア・スエスクン
サンタプロジェクトの説明は例年コロンビア人が日本語で、
日本人がスペイン語で二か国語で行っています。
今年は歴史物なので、劇が始まる前に
幕末の時代や人の説明をする必要があり、大変だったと思います。
スペイン語司会はJICAボランティアの舞香さん、
日本語は第2回目から毎年サンタプロジェクトに参加してくれている、
アンドレイタちゃんです。
アンドレイタちゃんはサンタプロジェクトの他にも
通常の日本クラブミーティングや日本語スピーチコンテストなど
様々なイベントのオーガナイズを長年続けてくれていて、
日本クラブの実質のリーダーでした。
でも今年オーストラリアの大学院への留学が決まり、
今回が最後のサンタプロジェクトになりました。。。
今まで本当にありがとう、アンドレイタちゃん！
そしてアンドレイタちゃんがオーストラリアに行った後の
司会を務めてくれたのはタティアナちゃん。
大学職員として多忙を極める中、
司会だけではなく、日本クラブの副会長と運営の
引継ぎも受けてくれました。
１６．サンタクロース（ブレイネル・サンチェス）
サンタクロースは公演が始まる前に
観客の子ども達に「赤鼻のトナカイ」日本語バージョンを
教えます。
サンタ役のブレイネルくんは今回の公演の演出兼歌唱指導
でもあります。
もともとサンタプロジェクトには役者と歌唱指導で
参加してくれていましたが、今回は初の演出として
みんなを引っ張ってくれました。
そしてキャラ作りに大いに貢献してくれた、
メイクの担当アンドレスくん。
参加してくれたサンタプロジェクトメンバーの皆さん、
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