城ケ島に生きる野良猫たち

城ケ島に生きる野良猫たち

城ケ島にいる35匹ぐらいの野良猫たちの面倒をみています

こんにちは(*^^*)

前回お話ししたマツコの餌場のことですが、黒白ボスがいなくなってから再びシロと茶白が戻って来ました。
シロは橋のたもとの餌場でご飯を食べていますが、食べ終わるとマツコの餌場の方に行って遊んでいます。


茶白はいつもマツコの餌場でご飯を食べているのですが、いつも白チビと黒白チビが近くにいて一緒にご飯を食べています。

この2匹はおそらく黒白ボスの子供だと思います。
白ママも時々ご飯を食べているのですが、大人しい猫なので自分の子供の白チビに遠慮しています。
白チビが近づくと逃げて行ってしまいます。
白ちびはメス猫なのにすごく積極的な猫で、誰に対しても自分から鼻先をくっつけて挨拶しています。
妹の黒白チビは人間だけでなく他の猫に対してもものすごく警戒心が強いので、ご飯を食べ終わるとすぐ何処かへ行ってしまいます。
でも2匹とも生後1才ぐらいで、すごく可愛いです。


ただ心配なのはちび白のことです。
真っ白なので扁平上皮癌に罹ってしまったらどうしようと、それがいつも心配です。
毎日耳をチェックしているのですが、この前耳先が少し黒ずんでいて、かさぶたのような物ができていました。
扁平上皮癌ではないかと思い、一応薬を塗っておいたのですが、数日してかさぶたが取れていました。
とりあえずは一安心なのですが、この病気は転移しますし、いつまた耳が黒ずんでくるのかわからないので、まったく油断ができません。
早期発見して、患部を切除しなければならず、発見が遅れ他の場所に転移してしまったら、どんどん顔が溶けていくという恐ろしい病気です。
この病気は紫外線が原因なので、外にいる白猫の耳が扁平上皮癌になりやすいので野良の白猫は注意しなければなりません。

話は変わりますが、北海道庁と秋田県庁は熊を絶滅させようと目論んでいるので、この2つの自治体については今後注視していかなければなりません。

以下は秋田市内の倉庫に入り込んだ熊を箱わなで捕獲し、麻酔をかけたのですが、その熊を放獣することなくその場で駆除してしまったという案件です。

この案件について2/12に秋田市農地森林整備課にメールを送りました。
以下の通りです。

ネットで以下の記事を読みました。

秋田市御所野湯本6丁目の運送会社倉庫に6日から入り込んでいたクマは9日午前5時15分ごろ、箱わなに入り捕獲された。クマは麻酔をかけられ、その場で駆除された。
(略)
市農地森林整備課は、駆除について「現場は市街地に近く、クマが人の生活圏付近に定着している可能性がある。再び人里に来る恐れも考慮した」と説明。市には6日から9日午後3時まで「クマを殺さないでほしい」などの電話やメールが計29件届いた。

質問
2021年の案件ですが、大館市白沢の自動車リサイクル会社従業員の方から「クマが国道7号線と会社の敷地をウロウロしている」との警察通報がありました。
警察によると、クマは体長1メートルほどで会社敷地内から出てこないよう閉じ込めていた状況が続いていましたが、 午後6時過ぎ、秋田県の職員が麻酔薬を仕込んだ「吹き矢」でクマを眠らせ、捕獲に成功すると、クマはその後、山に戻されたそうです。

貴市も何故そうなさらなかったのでしょうか?
「放獣しても再び人里に来る恐れがあるから」と仰っていますが、それははどういう根拠理由からそのようなことを仰ったのかご説明願えませんでしょうか?

お忙しいところおそれいりますが、ご返事のほどよろしくお願いいたします。

以上です。

しばらくして返事が来ました。
以下の通りです。

落合様

本市では、人とクマとの共生を実現することを目的とした「秋田県第二種特定鳥獣管理計画(第5次ツキノワグマ)」(計画期間:2022年4月1日から2025年3月31日まで)との整合を図りながら、鳥獣被害防止対策にあたっております。
この計画において、奥山にクマを放獣しても元の捕獲場所(人の生活圏付近)へ回帰してしまう例が報告されていることから、回帰することにより、再び市民の安全を脅かす要因となることを考慮したためです。

以上です。

すぐにまたメールを送りました。
以下の通りです。

全ての熊が戻って来るわけではないですよね。
戻って来ない可能性もあるわけですから、「戻って来る可能性があるから」は駆除の十分な理由にはならないと思います。
例えば5頭放獣し、回帰するのが1頭で、回帰しないのが4頭の場合、回帰する1頭を元の捕獲場所に回帰できないほど遠くに放獣すれば、市民の安全で安心な生活を脅かす要因は無くなり、駆除する必要性は無くなりますよね。
いかがでしょうか?

4/15に返事が来ました。
以下の通りです。

落合 昇 様

令和6年3月4日、12日付けでお答えしたとおり、本市では、秋田県が策定した
秋田県第二種特定鳥獣管理計画(第5次ツキノワグマ)」に基づいて対応しております。
この計画では、奥山に放獣しても回帰してしまう例が報告されていることのほかにも、放獣先の地権者の理解を得ることが社会的に困難であること、十分な放獣体制を確保することが困難であり安全な放獣作業が不可能であることから、計画期間中に学習放獣は実施しないと明記しており、これに基づいて対応しているものであります。

以上です。

結局私の質問には答えず、あくまでも秋田市は秋田県の第5次ツキノワグマ計画に則って対応していると言いたいみたいですね。
ただそんなことはどうでもいいことです。
私の目的はあくまでも秋田県行政に熊の駆除を止め放獣させることなので、そのためにはどうやって説得していこうかと、それだけを考えています。
ようやく考えがまとまったので、秋田市にメールを送りました。
以下の通りです。

お忙しいところご返事していただき、誠にありがとうございます。

私も第5次ツキノワグマ計画には目を通しておりますので、秋田県の対応方針については承知しております。

前回貴市に申し上げましたが、秋田県では放獣はしておらず回帰率に関するデータは何も持ち合わせておらず、「回帰してしまう例が報告されている」というのは、他県の事例を参考にしているそうです。
そして他県の事例では奥山に放獣しても元の捕獲場所(人の生活圏付近)へ回帰してしまう例がたくさん報告されていることから、秋田県では放獣しない方針にしたそうです。
回帰する事例がたくさんあるから放獣しないのであって、回帰する事例が少なくても放獣しない貴市とは方針が違うわけですから、「第5次ツキノワグマ計画に基づいて対応している」という貴市の言い分は間違っていると思いますが・・・。
それとも貴市も回帰する事例がたくさんあるから放獣しないという方針なのでしょうか?
どちらなのでしょうか?

大館市の熊出没案件では、白沢の自動車リサイクル会社従業員の方から「クマが国道7号線と会社の敷地をウロウロしている」との警察通報がありました。
警察によると、クマは体長1メートルほどで会社敷地内から出てこないよう閉じ込めていた状況が続いていましたが、 午後6時過ぎ、秋田県の職員が麻酔薬を仕込んだ「吹き矢」でクマを眠らせ、捕獲に成功すると、クマはその後、山に戻されたそうです。
この案件では県の職員が熊を山に戻しています。
ということは秋田県庁も放獣の条件が整えば放獣は行うということですよね。

2/9の案件では貴市は麻酔捕獲後駆除していますが、何故放獣しなかったのかとお尋ねしたところ、3/4のメールで「第5次ツキノワグマ計画において、奥山にクマを放獣しても元の捕獲場所(人の生活圏付近)へ回帰してしまう例が報告されているから」とお答えなさっていましたよね。

しかし環境省のサイトの「学習放獣について 」というページを読みますと、岩手県の調査では「捕獲地点から10キロ以上離れた場所に放獣すると帰還する確率はかなり低くなる」そうです。
だとすれば捕獲地点から10キロ以上離れた当該自治体自らが有する公有林あるいは森林管理署管轄の国有林に放獣すれば再び元の捕獲場所に戻って来る恐れはかなり低くなりますよね。
2/9の案件では麻酔捕獲後駆除していますが、県の職員と協議をし捕獲地点から10キロ以上離れた当該自治体自らが有する公有林あるいは森林管理署管轄の国有林に放獣することもできたと思うのですが・・・。
いかがでしょうか?
ちなみに麻酔捕獲後、対応について県の職員とは協議なさったのでしょうか?

お忙しいところおそれいりますが、ご返事のほどよろしくお願いいたします。

以上です。 

4/21にメールしたので、返事はまだ来ていません。

北海道と秋田県は熊との共存共栄をまったく考えていない自治体なので、とにかく多くの人が意見を送って意識を変えさせることが重要かつ必要だと思います。

★島猫支援のお願い

今34匹ぐらいの猫たちの面倒をみているため、毎月猫缶、カリカリ合わせて8万円ぐらいのフード代が必要です。
猫缶は毎日25~35缶ぐらい、カリカリは2.7㌔から3.5㌔ぐらい使います。

お気持ちだけでけっこうですので、猫たちのご飯代を支援していただけたらとても助かります。m(_ _)m

振込先:
かながわ信用金庫 岬陽支店(こうようしてん)
口座番号:(普通)0153325
口座名義:落合 昇

(ぱるる)
記号:10250 番号:86098091

口座名義:落合 昇

フード支援の方はこちらへご連絡ください
chamaru@jcom.zaq.ne.jp

3月分
オナベ様5千円 コミヤ様5千円  オオガイ様フード
ヤマモト様1万円 

☆パソコンが壊れ、コミヤさんのメルアドがわからなくなってしまいました。
せっかく支援していただいたにも関わらず、お礼のメールを送ることができなくなってしまい誠に申し訳ありません。m(__)m




 

こんにちは(*^^*)

黒白の子猫の不妊手術も終わり、次は父親でもある黒白ボスの去勢手術をしようと思い、マツコの餌場に捕獲器を設置しました。
何故黒白ボスの去勢手術をしようと思ったのかと言いますと、他のオス猫をいじめるからです。
同じマツコの餌場にいた白猫と茶白猫をいじめて追い出してしまいました。
白猫は大橋のたもとの餌場に移動してしまいました。
そこには茶白のオスがいるのですが、仲が悪くしょっちゅう喧嘩していたので、白猫の去勢手術をしました。
そのおかげで大人しくなり、今は茶白とは喧嘩していません。
ただ仲は良くないので、たまに出会うとお互い相手をじっと見て警戒しています。

マツコの餌場を追い出された茶白猫も大橋のたもとの方に行ってしまい、ごくたまに、月に1回ぐらいしか姿を見かけなくなってしまいました。
たまにマツコの餌場に姿を見せることはあるのですが、黒白に追い掛け回され、木の上に登って避難する有様です。
決まった居場所がないようで、あちこち歩き回っています。

黒白は以前はじっとしていて大人しかったのですが、だんだん生意気になってきて、ボスのように振る舞い、毎日あちこちパトロールしています。
とにかく他のオス猫をいじめるので、去勢すれば少しは大人しくなるのではと思い、捕獲を決めたのですが、身体が大きいのでなかなか捕獲ができません。
捕獲器のサイズが小さく、捕獲器の蓋が閉まっても骨盤あたりに引っ掛かり、すぐに逃げられてしまいます。
4回捕獲器に入り、4回とも扉が閉まったのですが、逃げられてしまいました。
このままでは何回やっても同じだと思い、大きいサイズの捕獲器に替えることにしました。
三崎動物保護センターボランティアのNさんに相談したところ、大きい捕獲器が一つ見つかったので、届けてもらうことにしました。
ところが今度は皮肉にもその必要性がなくなってしまいました。
黒白ボスが突然姿を現わさなくなってしまいました。
自分の縄張りであるマツコの餌場に2週間経っても姿を現わさないので、もうダメだと思いました。
おそらく何らかの原因で死んでしまったのだと思います。
黒白の気配が無いことに他のオス猫たちにもわかるらしく、以前追い出された白猫や茶白猫が戻って来ました。
2匹ともほぼ毎日姿を現わし、ご飯を食べるようになりました。
白ママは黒白ボスのことが大好きでいつも寄り添っていたので、いなくなって寂しいと思いますが、オス猫たちにとってはホッとしていると思います。

これで当分捕獲はしなくて済むだろうと思ったのも束の間で、3月に入り大橋のたもとの餌場に生後10カ月ぐらいの三毛猫がやって来るようになりました。
耳カットされていないようなので、住宅街からやって来たのだと思います。
子供が産まれたら大変なので、のんびりしてはいられません。
すぐに三崎動物保護センターボランティアのNさんに連絡し、隣接している三崎動物愛護病院に手術の予約を入れてもらいました。
早速3/4に置き餌の近くに捕獲器を設置しました。
でも残念ながら来ませんでした。
先月に不妊手術をした黒白の子猫同様今回もまたいじめっ子のメスの茶白が問題になりそうです。
捕獲対象の三毛猫がやって来ると茶白が追い掛け回し、そのたびに三毛猫は木に登って避難しています。
今回三毛猫が姿を現わさなかったのも置き餌の近くに茶白がいたからです。
なんとかその場を離れさせようと誘導し、少し離れた所まで一緒に散歩したのですが、結局私と一緒に置き餌の所まで帰ってきてしまいました。
その後はキジトラのオスと茶白のオスがやってきて、取っ組み合いの喧嘩をしだす始末で、その間近くでいじめっこの茶白がずっと様子を見ていたので、とても三毛猫が捕獲器に入るような雰囲気ではありませんでした。
なので捕獲できる日は茶白がいない時になりそうです。

次回の捕獲日は8日(金)だったのですが、まったく姿を現わしませんでした。
9日、10日も同様に姿を現わしませんでした。
次の捕獲日は15日だったのですが、やはり姿を現わしませんでした。
14日は午後4時40分ごろ餌場にやって来て、捕獲器の中でご飯を食べてくれたのですが、15日はまったく姿を現わしませんでした。
20分置きぐらいに様子を見に行ったのですが、居る気配が感じられませんでした。
なかなかこちらの都合よくいきませんね。
予約している日に限って姿を見せてくれません。
16日と17日は午後7時ごろ姿を現わしたのですが、すでに私が帰った後でした。

今回の三毛猫はすごく難しいです。
餌場にいじめっこのメス猫が3匹いるので、居ない時間帯を見計って来ているのだと思います。
そのため来る時間帯の予測がつきません。
しかも何処から来るのかがわかりません。
最初は住宅街に通じる1本道からやって来るものとばかり思い込んでしまい、そちらの方に捕獲器を仕掛けたのですが、どうやら違ったみたいです。
もしかしたら木々の生えている崖を登ってやって来るような気がしてきました。
それでまた捕獲器を置き餌の近くに設置し直しました。
でもここに置くと他の猫が入ってしまうので困っています。
この前はいじめっこのメスのキジ白が入ってしまいました。
この猫は4カ月ぐらい前にNさんが捕獲した猫です。
警戒心がなく、また入ってしまいました。
つい最近ではボス猫が入っていました。
この猫も以前野原の餌場で捕獲器の中に入ってしまった猫です。
メスの茶白も入ろうとしていました。
この猫も黒白の子猫の捕獲の時に入ってしまいました。
とにかく警戒心の無い猫ばかりで、すぐに捕獲器に入ろうとするので、置き餌から離れた所に捕獲器を置きたいのですが、この場所でしか捕獲は無理だと思うので仕方ありません。

6回捕獲を試みても姿を現わさないのでどうしようもありません。
4月になったら子猫が産まれてしまうので焦っていたところ、三崎動物保護センターのNさんが「落合さんが捕獲できそうならいつでも捕獲しても構わない。捕獲後は一旦センターで保護し、その後手術の予約をする」と仰ってくれました。
そこで早速20日に捕獲器を設置しました。
6カ所の餌場を回り、すべてのご飯やりを終えた後、捕獲器の中を覗いたところ三毛の子猫が入っていました。
正直捕獲できるとは思っていませんでした。
まったく予期せぬ出来事でしたが、とにかく急いで猫を搬送してくれるKさんに電話して来てもらいました。
三毛を一旦Kさんの車に乗せ、三崎動物保護センターのNさんが迎えに来てくれるのを待ちました。
この日は天気が悪く、二度も雨に濡れてしまい、身体が冷えていたので私は帰りました。
夜になってKさんやNさんからメールが来て、三毛の子猫は無事保護センターに到着したことを知りました。


3/23に不妊手術を終え、25日にリリースされました。

野良猫に幸せな猫なんて1匹もいません。

新たに不幸な命が生れなくて本当に良かったです。

 

★島猫支援のお願い

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猫缶は毎日25~35缶ぐらい、カリカリは2.7㌔から3.5㌔ぐらい使います。

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口座名義:落合 昇

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2月分
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こんにちは(*^^*)

前回お話しした滅多に顔を見せない生後10カ月の黒白の子猫のことですが、このままでは子供を産んでしまうので、何とか不妊手術をしなければなりません。
そこで1カ月ぐらい前からチビ白と一緒に小道を散歩しながら、黒白を探すことにしました。

黒白とチビ白は姉妹なのですが、性格が全然違います。
ちび白は初めから活発で人懐っこかったです。
対照的に黒白は臆病で警戒心が強かったです。
それでも毎日餌場に来てくれたので、簡単に捕獲できると思っていたのですが、先住猫のメスの茶白が黒白の顔を見ると追い掛け回していたので、ついに黒白はまったく姿を見せなくなってしまいました。
このままでは春に子供が産まれてしまうのでお姉さん格のちび白を連れて黒白を探し始めた次第です。
最初のうちはまったく黒白の気配すらありませんでした。

でも1カ月ぐらい毎日ちび白と小道を散歩しているうちに、藁のような草が積まれた所から猫の声がしました。
もしやと思ってその中を覗いてみたらところ、黒白の子猫がいました。
なんと自分から鳴いて、私に居所を知らせてきたのです。
ちび白も興味津々で中に入っていきました。
それからというものは毎日その場所に行ってみると、ほぼ毎日黒白が居ました。
それも自分から「にゃー、にゃー」鳴いて、居場所を知らせてくれました。
でも私一人だったらこうはならなかったかもしれません。
いつも散歩についてくるちび白は黒白とは姉妹なので、それで安心して私の前に姿を現わしてくれたのだと思います。

これなら捕獲できると思い、三崎動物保護センターボランティアのNさんに連絡しました。
ただ今回の捕獲は私と横須賀市在住のKさんと2人で行うことにしました。
主に私が捕獲を担当し、病院への搬送はKさん、手術後のリリースはNさんという運びになりました。

1回目は午後1時半に捕獲器を設置し、1時間ごとに様子を見に行くことにしました。
午後3時半に現場に行ったところ捕獲器の近くに黒白がいました。
捕獲器の中を覗いて見ると、なんといじめっ子の茶白が入っていました。
茶白は普段猫缶は食べないのですが、今回捕獲用に美味しい猫缶を使ったのですが、それがかえって茶白を呼び込むことになってしまいました。
おかげでこの日は最後まで捕獲できませんでした。

2回目は捕獲器の中にご飯を入れて、すぐにその場から離れて、他の餌場に行きました。
近くに黒白がいたので、私が姿を消したらご飯を食べてくれるだろうと思い、1時間置きに様子を見に行ったのですが、最後までご飯はまったく手つかずでした。
今日こそは捕獲できるだろうと思っていたのですが、ダメでした。
ただこれまでの黒白の行動を見ていると、捕獲器の中にご飯を入れて、近くで様子を見ているとすぐに捕獲器の中に入ってくれてご飯を食べていました。
なので次回は作戦を変更して捕獲器の中にご飯を入れたら、その場を離れずに近くで様子をみてみることにしました。

2/10にいつも居る場所に行ったら、黒白が草むらから「にやー」と鳴き、自分の存在を知らせてくれました。
すぐに草むらから出てきてくれたので、早速入れ物にカリカリとアイシアの「ミャウミャウ」というウェットフードを入れて、捕獲器の中に入れました。
少し警戒しているようで、捕獲器から少し遠ざかったので、「これはまずいな。今日は無理かな」と思い、再度捕獲器の所に行ってご飯を入れる振りをして、近くで様子をみていたところ、黒白が捕獲器に近づいていき、周辺を回り始めたので「これならいけるかも」と思いました。
案の定ほどなくして捕獲器の中に入ってご飯を食べ始めました。
踏板式は踏板を踏まなければ閉まらないので、それが気がかりだったのですが、程なくして蓋がパタンと閉まりました。
この瞬間本当に安堵しました。

このままでは春になれば子供を産んでしまうので、それまでに黒白を捕獲しなければならなかったので、姿が見えない毎日が続いた時は本当に焦りました。
そんな時に姉妹の白チビを連れて毎日小道を散歩していれば、もしかしたら何処かで黒白に会えるかもしれないと思っていたのですが、案の定黒白が自分のほうから「にゃー」と鳴いて居場所を知らせてくれたのでした。
おそらくこの鳴き声は私にではなく、姉妹の白チビに向けて発した声だったのではないかと思います。
産まれた時からずっと一緒にいたので、寂しさと嬉しさが合わさって出た鳴き声だったのではないかと思います。

とにもかくにも今回捕獲できたのは白チビのおかげだと思っています。
この白ちびは私にすごく懐いているので、感謝の意味も込めて今も毎日一緒に散歩をし、毎日たくさん遊んであげています。
メスなのにすごく元気で、笹の葉の付いた棒を動かすとものすごい勢いでダッシュを繰り返しています。
黒白も無事不妊手術が終わり、今は毎日マツコの餌場に現れ、猫缶を食べています。
白チビはその1時間後ぐらいにやってきます。
白ママもだいたい毎日現れ、カリカリを少し食べています。
黒白は白ママに似て大人しくて可愛い猫なのですが、今のままではノミ駆除もできないので、できればもう少し私に心を開いてほしいです。

★島猫支援のお願い

今34匹ぐらいの猫たちの面倒をみているため、毎月猫缶、カリカリ合わせて8万円ぐらいのフード代が必要です。
猫缶は毎日25~35缶ぐらい、カリカリは2.7㌔から3.5㌔ぐらい使います。

お気持ちだけでけっこうですので、猫たちのご飯代を支援していただけたらとても助かります。m(_ _)m

振込先:
かながわ信用金庫 岬陽支店(こうようしてん)
口座番号:(普通)0153325
口座名義:落合 昇

(ぱるる)
記号:10250 番号:86098091

口座名義:落合 昇

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1月分
オナベ様5千円 ナカタ様5千円 コミヤ様5千円  
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