ワイン検定ブロンズクラスの講習会で出る「MLF」について解説。

ブロンズクラスでは、ワインの作り方についても学びます。そこに出てくるMLF(マロラクティック発酵)とは?ワインのセミナーなどでも頻出の単語です。

MLFとは、アルコール発酵(主発酵)を行った後に行うもので、乳酸菌の働きによりブドウにもともとあるリンゴ酸を乳酸に変える働きをします。

目的は、リンゴ酸は尖った酸っぱさがえるため、乳酸のまろやかな味わいに変えるためです。一般に赤ワインはタンニンにより渋みや酸味が強いためほぼMLFを行うことが多いようです。一方、白ワインはシャープでフレッシュなワインに仕上げたいときは行わず、するしないは造り手さんによるといったところでしょうか。