【動画】全員バレーの第2戦×カザフスタン | バレー・テニス中心のスポーツブログ

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初戦のブルガリア戦に何とか競り勝って1勝をもぎ取った日本。勝つと負けるとでは大違い。この大会は全勝優勝をしなければならない大会だと思います。

●2014 Yeltsin cup 日本×ブルガリア戦


●2014 Yeltsin cup ロシア×オランダ


後は試合勘です。今季初大会の選手がほとんどなので、試合を長期間やってない不安定さがでていて、ブルガリア戦の序盤のスパイク連続ミスはまさに試合勘のブレを感じました。

今季の日本のメインスポンサーは資生堂。となるとビューティー関係の雑誌やインタビュー、資生堂冠の番組は要チェックかもしれません。

スタメンは、山口、石井優、宮下、石田、内瀬戸、江畑、L筒井。サーブ順は適当な配置なので、気にしないでください

少し驚愕のメンバーですが、カザフ相手ならこのメンバーでも3-0勝ちしたいところです。しかし石井優の180㎝がトップのこのスタメン。平均身長は175㎝くらい?個人的には内瀬戸より、高田を見たいんだけど、ロシア戦かな。

多くの問い合わせの迫田選手は体調不良か?ちょっとした諸事情?軽い怪我なのかもしれません。ベンチ入りしてないようなので、気になります。

■エリツイン杯(シア・エカテリンブルグ)
日本 3-0 カザフスタン
(25-20、25-22、27-25)
 日本:江畑15、石井優15、石田11、内瀬戸10
 カザフスタン:アナクロワ10、ムドリツカヤ9、べれネバ8

※動画は、こちら

[第1セット]
序盤からレセプションが乱れる両チーム。更にカザフは敢えてミドルの攻撃を意図的に増やし、日本のブロックの弱点を突いてくる。そこを内瀬戸などがライトから決め4-3。

日本は石田の好サーブを起点に、反撃するもカザフは内瀬戸をサーブで集中攻撃。まだまだA代表クラスの世界のサーブ相手には内瀬戸は経験不足かなという印象です。しかしこの6人、大人しすぎる。


チームの大人しい順番に上から集めたような暗さがコートにあります。もっと若いんだから元気出していこう!しかし真鍋監督のTTOのゲキでコート内が一変。女子バレーの不思議なところでもあります。

山口のサーブは相変わらずだな。。。攻撃的になってるのはわかりますが、得点力もなければミスも多い。ミドルの攻撃がなかなか止められない日本。ミドルブロッカーに入っている宮下が今一つ感覚がつかめてないようです14-10。

久々の江畑の得点で17-11。宮下は全日本になると非常にわかりやすいです。自信がない選手にはトス配分が甘くなるけど、コンビがあってる選手やプライベートでいろいろ話している選手にはトスが回る気配があります。もっと自分から積極的にコミュニケーションを取ってほしい。

江畑の高速ミドルBSで23-20、石田の相手Aをドシャット24-20。素晴らしい!土壇場でのこういう1点は本当に大きい!良くとりました。今季の石田の覚悟が見えます、素晴らしいコミットブロック!最後は相手スパイクミスで25-20。

とにかくカザフ相手にはミスさえ出なければ、どのメンバーでも必ず勝てます。

[第2セット] ※石井優、宮下、石田、内瀬戸、江畑、山口、L筒井と変わらず
序盤から石井優が珍しくゲームコントロール。サーブにスパイクにと7-4。やはり石井優は後衛を一回りして体を温めてから攻撃に入った方がいいように見えます。絶妙の宮下ツーで8-5。ノーマークで見事な1点!

カザフは195㎝で世界的にもエース格のムドリツカヤが目立たない。少し調子でも悪いのか?昨季のWGPではかなりやられたけど。


カザフのユニはパステルカラーの青系。こういう色にVリーグとかも1チームくらい存在すると、女性らしいんですけど。

江畑のスパイクミスや被ブロックなどで13-15と連続5失点。真鍋さんって、TOいつも遅い。早め早めが鉄則だけど、こんなに遅い理由は我慢!?女子バレーは我慢する前に取った方がいい。

江畑の好サーブから3連続得点で17-16と逆転。山口は空中で打つ前に相手コートを見て打ってるように見えるので、凄い技術だなと感心します。ただバシっと決めてほしい願望が強くあり。

内瀬戸が相変わらず集中攻撃を受けてますが、何とか凌いでます。どうも内瀬戸にはあまりいい印象がないなあ。江畑のポジションを変えてのBSも助走の邪魔をしているし、ディフェンスの選手らしくない見えないミスが多い選手だなと感じます。

ようやく江畑の当たりが。。。レーンゼロ?くらいのミドルBSで21-17。大野ピンサーも連続得点ならず。

真鍋さんの意味不明の失点?で22-20。何だったんだろう!?ラインを超えていた!?江畑の連続スパイクで24-21とSP。最後はあっけなく相手サーブミスで25-21と連続奪取、セットカウント2-0。

[第3セット] ※スタメン第2セットと変わらず(山口→大野かも!?)
江畑の連続スパイクで4-4。江畑が当たってきたのがホンマうれしいでっす。石田のAクイック出るも決まらず6-7。

宮下のトス回しが今一つ。江畑が当たってきたので、ここはゲームの流れを取るためにも江畑連続!使いたかった。内瀬戸ネットミスで6-8。そろそろ捕まえとかないとカザフは厄介な相手になってくるので、しっかり決める布陣で臨みたい。

と思ったら山口→大野in。最初からかもしれません。

チャンスボールを簡単にミドル高速BSで被ブロック11-12。簡単に使い過ぎる。相手が1歩も動かずにミドルでシャットアウトできるテンポと位置。考えよう、宮下!宮下はリードされると焦りがそのままプレーに出やすい。毎ポイント冷静にプレーできるように、何らかのルーティンが欲しい。

石田のサービスエースや好サーブで相手のミスを誘い16-15。今日は大事なところで石田の得点が多い。本当に勝負強い選手が1人でもいると助かる。

江畑のライトが綺麗に決まり19-18。石井優の爆発力も欲しい。速攻が全くない日本。宮下の単純なトスワークがゲームの流れを大きく左右している。大野とか勝負強いので、CやAなどリスクの低い攻撃を仕掛けたいところ。と思ったら、大野C。決まらずも相手ミス。

攻撃のテンポを変えるだけで相手のバレーも変わるので、色々とチャレンジしたい!石井優の豪快なハイセットクロスで21-20。石井優のサーブミスで23-23。筒井レセプションミスで23-24。

今大会はサーブミスが多いのも特徴だけど、そこから一気に連続失点が目立つ。このサーブの意味を理解して打ってほしい。ネットだと相手は何も考えずに得点できる。戦術もありますが、せめてアウトのミスにとどめたい!

江畑の意地と根性のハイセットストレートで25-24。江畑が復活してきたのは本当にうれしい!最後は石田のダイレクトで26-24。

良くストレートで勝った!ナイス勝利です。課題はありますが、このスタメンでストレート勝利で十分です。

[順位]
プールB プールA
1位日本 勝点6        1位オランダ 勝点3
2位ブルガリア 勝点0     2位ロシア 勝点2
3位カザフスタン勝点0     3位ドミニカ 勝点1

ブルガリア 3-2 オランダ(23-25、25-19、15-25、26-24、15-12) ※親善
ロシア 3-2 ドミニカ(25-27、25-19、25-27、25-18、15-8)

[気になる点]
今日は全体的に良かったと思います。特に江畑の当たりが復活してきたのが今後の全日本には大きい。早くこのライトOPというポジションに慣れて、私以外のスタメンはいない!くらいのアピールが欲しいです。

内瀬戸は数字がないのでわかりませんが、おそらく50本以上のレセプション受数なくらいの大集中砲火を浴びてましたが、何とか崩れそうで崩れないまま耐え忍んでいました。レセプションはやはりうまいと思います。

石田選手は今日勝負強かった。第2セットの20点以降のマンツーマンコミットブロックそして、サーブと。最後のポイントも石田のダイレクトと石田選手の日だったように思える貢献でした。

後はまだ出場してない?高田選手の出場を見てみたい。そして多くの問い合わせの迫田選手は体調不良か?ちょっとした諸事情?軽い怪我なのかもしれません。ベンチ入りしてないようなので、気になります。

●経験が欲しい宮下のゲームメイク
/>トリッキーで相手と駆け引きに勝つ楽しいトスワークも必要なんですけど、今宮下に必要なのは、味方との駆け引きをモノにしてほしい。まだ仲間からの信頼が薄く、トスを上げるのがやっとやっとな感じ。

味方の助走は間に合っているのか?十分な体勢で打てているのか?今日の調子は?など味方の状態把握がまだまだ経験不足で、その場の思い付きでゲームメイクしている感じです。

こればっかりは若いから仕方ないけど、味方に丁寧に上げて打ってもらう信頼をまず宮下からアタッカーに発信してほしい。皆年上で大変だと思うけど、全日本代表のセッターならばどうしても必要最低限不可欠な事項。

そこから相手の調子や駆け引きなどを楽しめばいい。まず相手を先に見るより見方を先に見て、そこからの勝負だと思います。ブルガリア戦の確か第2セットの2連続失点でのセットを奪われる場面は、強引に長岡に上げに行って失敗した2点。

宮下からすると信頼できる選手であり、トリッキーなトスをしようと思ったかもしれませんが、この場面で必要なのは、アタッカーを信じて丁寧にあげ、最もいい打点、ポイントで打ってもらうこと。まずこの考えが念頭にあってから、トスを上げてほしいです。

"仲間を信頼した思いやりのあるトス"それが宮下に今必要なんじゃないかなと感じます。それにプラスでブロック力、ディグ力、サーブ力を生かし、ミドルブロッカーとしても機能できる世界に稀に見るセッターに成長してほしいです。

正直、MB1という戦術は中道よりも宮下に適合した戦術だと自分は今感じています。宮下に中道ほどの冷静さと丁寧さが加われば、日本は更に強くなると確信できます。宮下の成長を信じたいです!

●メンタル面が大きな課題の石井優
/>グラチャンで才能を見せたように、石井優選手はもっともっとできる選手。そう感じているファンは少なくないと思います。でもなかなか結果が出せない。なぜだろう?と質問がよくきます。

石井優選手の大きな課題は、技術面よりもまずメンタル面。常に安定したプレーができてないこと。特に試合開始序盤。試合前のルーティンが良くないのか?何らかの要因で、毎日のプレーに幅ができてしまってます。

調子の波は誰にでもあることで、それをコントロールしていかないと自滅の試合になりやすい。特に石井優は連続失点が急激に多くなる選手なので、怖くて使いにくい選手になってます。

これをやればリラックスできる、自然体で力を抜いてプレーをできるルーティンを見つけてほしいです。まずメンタル面が安定しないとゲームメイクができずに、試合を優位にリードできない。

技術面ではサーブもいいし、ブロックも高さと幅がある、そしてスパイクもフォーム改善をしてきたのか、非常に球威が出るスパイクになってきました。個人的には新鍋を抜き、真鍋さんの信頼を勝ち取り、リオ五輪でのスタメンに名乗りを上げてほしい。今後に期待したい選手の一人です。

●山口の使い方
真鍋さんは、この山口をどう使いたいんかな?と感じてます。個人的には長岡や迫田などと絡めたコンビが面白いと感じ、どちらかというと宮下の対角のOP的な存在だと試合が日本らしく、2010年のような複雑な攻撃になりやすい気がします。

しかしどうも現時点では普通にMBとして使っているだけで、これでは5点くらい前衛で得点は取れても、ハイセットを打てるわけでもなく、Aパス選手なので、コンビが活きない。この山口を今後どう使うかで、日本の攻撃パターンが大きく変わるだけに、その動向に注目したいです。

また世界バレーまで2か月くらいありますから、世界バレーで初披露目という隠した方向性もあるかもしれません。正直、MB枠として呼んだのならば、山口はあまり意味がないと感じます。
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日本はすでに2勝を挙げ、プールBの首位通過が確定。プールAの2位チームとの対戦になります。このままいけば、プールAは1位オランダ。2位ロシアになりそうです。

今日親善で戦いますが、ロシアとの戦いでどういう試合を見せるのか?楽しみにしたいと思います。

準決勝および順位決定のライストは、こちら

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