息子が４歳の頃、予防接種をしに小児科に連れて行ったら、脱走しかけられたことがある。
｢いや--！いやー！あーーーーー！！！！！！｣
４、５回脱走を試みていたほどだ。
５歳の時は、打たれた瞬間に、｢痛ぁぁぁぁぁぁい！！｣とボーイズソプラノ歌手がごとく叫び、おじいちゃん医師を笑わせていた。
６歳になった今、インフルエンザの予防接種を打たせに行くと、｢うぅぅぅぶるぶる痛ぁぁぁぁぁぁあい！ぶるぶるキャーーーー！｣と、ぶるぶると震えていた。
腕に力が入り、まるで岩のごとく体を強ばらせ、最後までこんにゃくゼリーのようにぷるぷるしていた。
脱走兵→ボーイズソプラノ歌手→こんにゃくゼリーと進化し続ける息子の予防接種時の反応。
来年も楽しみである。
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