プライバシーはないよねって話 | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

先日、カタクチイワシが安売りだったので、買ってオイルサーディンにした話をブログに書きました。

 

 

その同日。

 

 

 

ダンナが家に戻って来て、オイルでコトコト煮込んでいるカタクチイワシを見てたので

 

「安売りしてたし、きれいだったから買ってきたよ。」

 

と話してたんですが、そこからカタクチイワシの値段の話に。

 

 

「この量(買った量)でいくらだった?」

 

と聞かれたのですが、もうレシートは捨てちゃったし、正確な値段は覚えていません。

 

「確か1㎏4ユーロといくらかだったと思うよ。

でも、正確には覚えてないわ。

これで530gくらい。」

 

と言うと

 

「そっか。スマホで調べられるから見てみよう。」

 

と。

 

 

「え?どういうこと?」

 

「あれ?知らなかった?

買った物すべて、レシートと同じデータをスマホで見られるんだよ。」

 

 

 

 

 

 

 

知らなかった真顔

 

 

 

 

 

 

我が家はスーパーはCOOP派です。

 

会員にもなっていて、会員は会員証のバーコードを使って、入り口に置いてある商品のバーコードを読み取る機械を受け取れます。

買い物中、その機械を使って商品のバーコードを読み取り、会計はセルフレジで機械が読み取った情報から一瞬でできます。

レジ係の人が商品を一つ一つレジに通す必要もなく、とても便利。

日本にこのシステムある?

 

ちなみに、会員はこの機械を使わなくても、スマホからCOOPのアプリを使ってスマホで商品のバーコードを読み取り、会計することもできます。

 

 

そう。

 

便利なんですよ。

 

けっこうハイテクなんですよ。

 

 

が!これのせいですよね。

 

私が何を買ったか全部ダンナにバレる原因は。

 

 

 

別に知られて困るものを買うわけじゃないので、いいんですけど。

 

でも、夫婦間とはいえ、プライバシーも何もないなと思ったのでした。

 

ま、ダンナも

「普段は見ないよ。別にシェコが何を買っているかなんてチェックしないから💧」

と言ってましたけどね。

 

 

 

 

でも、この日、私の朝食用に買ったアップルパイはバレた真顔

 

 

 

 

 

 

コロナ禍以降、イタリアもどんどんデジタル化が進んでいて、一部は日本よりもかなりデジタル化されている部分もあると思われます。

私が永住許可証更新手続きのために必要だった公的書類もすべてオンラインでダウンロード可能でした。

便利です。本当に便利です!

 

でも、その便利さの裏には…

プライバシー駄々洩れの犠牲があるよね真顔

 

 

最近、美白美容液、シミ対策の基礎化粧品をいろいろ検索していたんですが、

そのせいもあって、ネットを開くと美白基礎化粧品とかシミ対策の広告がバーン!ハッ

YouTube見てても、音楽聞いてても、それらのCMがバーン!ハッ

アレクサにもなんか…会話を聞かれているような気がする…。

 

ちょと…怖いよね💧

 

 

ま、SNSとかやってる時点で、ある程度のプライバシーなんてあったもんじゃないし、

私なんかここで自ずからプライベートなこと公開しちゃってますからね。

 

 

 

と言うわけで、私がCOOPで買う物は全部ダンナにバレる可能性があると発覚。

 

美白基礎化粧品…一人で買い物に行ったときにこっそり買おうと思ってたけど…もう、いいや。

堂々と買おう。

 

 

※私たち家族が利用しているCOOPは“coop.fi”です。イタリア全国のCOOPとはシステムが異なる可能性があります。

 

 

 

 


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