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リヤウイング 調整式フラップ追加 [プロトタイプ開発経過]

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前々回とその前の投稿で赤かった車のほうのボディカラーを白に変えて作業していると書いたが、
その赤かったほうの車(何か言い方を考えます)のリヤウイングを、より実践的で少しだけ凝った
構成にするため、メインウイングの形状を前後方向に少し短縮し、調整式のフラップを追加した。
この車のリヤウイングは基本的に固定式なので、何かしら調整機構をつけたいとずっと思っていて
それを今回具体的な形状にしてみた。なるべくシンプルで効果的なものになるように。

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フラップの前端付近内部、翼端板との結合部に回転軸があって、それを中心に後部が上下するように
なっている。左右の翼端板外側にマニュアル式の調整ボルトがあって、フラップの角度を変えられる
ようになっていて、その調整範囲は、最も寝た状態(ドラッグ:空気抵抗が少ない)から最大20度
ほど起こせるようにしている。5度刻みの目盛付き。
画像を見ていただければどんなものかすぐにわかっていただけるごくシンプルなもの。
調整には工具(ヘキサゴンレンチ)を必要とする。昔ながらのオーソドックスで信頼性の高い構造。

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リヤエンドパネルは以前の投稿で言葉だけで触れていたが、エンジンルーム内の空気が抜けやすい
ようにルーバー状にして隙間にエキスパンドメタルを貼ることを想定している。
エキゾーストエンド(マフラーエンド:排気ガスの出口)のカバーの部分にも同じようにエキスパンド
メタルを張って周囲の熱気を逃がすようにしている。
ルーバーのほうは普通のFRPよりも真空引きや圧空などの成形方法が成形性はいいのかもしれない。
だが、エキゾーストまわりは熱変形のことを考えるとやはりFRPが無難か。

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そして、ここではあまり詳しい説明はしないが、エンジン形式をV型多気筒にも対応出来るように
エキゾーストの取り回しを左右対称かつある程度の余裕を持たせられるようにフロアパネル修正し、
それに伴いリヤディフューザーも形状を見直し、取り付けや別バリエーションへの変更が容易になる
よう考慮した形状に変更している。









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本日の投稿も最後のウクライナカラーの画像はウクライナ応援用です。
このところ東部、南部での劣勢が伝えられて心配です…。
どうかウクライナがロシアに勝利してに平和が訪れますように。
あまり長引かずに戦争が終結しますように。

ウクライナを全力で応援!
私達はみんなあなた方の味方です。
We support Ukraine with all our might!
We are all on your side.
Ми підтримуємо Україну всіма силами!
Ми всі на вашому боці.







シンプルで効きそうで、まわりとよくなじんだ形、そういうのがいい…。




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