”売りやすい家”は”住みやすい”のか？

京都から住まいと暮らしをオーガナイズ！！
ひと・いえ・暮らしコーディネーター

のまなべ京子です。

 

”売りやすい家”は”住みやすい”のか？

 

不動産情報の広告とか、新築マンションの広告とか見ると、「これ絶対買いたくない」とか「住みやすそう」とか、家具を頭の中でイメージして、小人になって家の中を動き回る。

シュミレーションするのが癖ですね。

よく小人になる人です(笑)

 

 

 

コーディネートや間取りのご相談など、お話ししていて、たまに耳にするのが、「こちらの間取りの方が売りやすと聞いたのですが…」という言葉。

 

 

不動産系の方からアドバイスされたということで、迷ったり悩んだりされるのですが、賃貸ではなく購入の時に、転勤族ではないにもかかわらず、『売りやすい』という言葉で間取りの決定に躊躇されることがあります。

 

…で、その『売りやすい』と言われる間取りは、住みやすいかというと、決してそうではなかったりします。

だから迷われるのでしょう。

『売りやすくて住みやすい』なら、迷わない…はず。

 

自分（家族）にとって、Aプランの方が魅力あるけれど、Bプランの方が「売りやすい」のであれば、Bの方がいいのかな？という場合に迷われます。
Bプランの住まい方は、いまひとつイメージできないけれど、これもありなのかな？と。

 

 

私が個人的に感じている『売りやすい家』は、たとえ部屋の形が狭くて家具が置きにくくても、◎LDKと、◎の数が多いと『売りやすい』と言われている感覚があります。

実際にそうではないかもしれませんが、そこで迷われる方もあるということです。
ここでいう『売りやすい』は、立地条件や周辺環境などとは別の視点です。

 

この『売りやすい』というのは不動産的な考え方で、『住みやすい』とはまた別。

もちろん住みやすくて売りやすい家もありますよ。

 

購入する人は、『売りやすい家』が欲しいのか『住みやすい家』が欲しいのか？ということですね。

 

『住みやすい家』は、家族構成や暮らし方によっても違ってきます。

自分たちにとって『住みやすい』かどうかわからないという時には、ご相談ください。

あなたにとっての住みやすさは、あなたにしかわかりません。あなたの暮らしの価値観をお聞きすることから、客観的に住みにくさ、住みやすさをお伝えします。

 

 

オンラインで、間取り相談や間取りのセカンドオピニオンも受付中。

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