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シャルルのlovely日記

私と旦那様のえっちな日常

夕暮れと甘い時間
日常えっち編、前回の話
1話~52話
52話「えっちな悪戯と可愛いアザラシさん」

日常えっち編53話 えっちな露出旅行その28
「夕暮れと甘い時間」
※約3000字


楽しかった水族館から外に出ると、すっかり太陽が傾き夕方から夜になる時間帯に変わっていた。
海の方を眺めれば、もう少しで綺麗なオレンジ色の夕日が日本海へ入ろうとしている。
私達が住んでいる太平洋の地域では、太陽が海の地平線から出てくるけど、日本海では太陽が海の地平線に入って行く。見慣れた光景の真逆。
夕日が海へ入って行く光景を初めて見ることが出来て感動を覚え、ジッと眺めながら駐車場の方へ歩を進めた。

完全に夕日が海に入るまで眺めていたいけど、明日は旦那様が朝早くから仕事。
今夕刻になっているのだから家に着く頃には深夜になってしまうだろう。旦那様のためにも早く帰路につかなければならい。
もっと時間が許されるならと夕日を眺めながら思い耽っていたら、旦那様が私の気持ちを察知してくれたのか

「日の入りを見てから帰ろうか?」

と言ってくれた。嬉しいけど旦那様は早く家に帰りたいだろう。

「帰り遅くなっちゃうよ」

旦那様がニコッと笑顔を作り無言の返答してから

「俺が疲れて眠くなったら運転を交換してもらえれば平気だよ」

旦那様が優しい声で言ってきた。私も嬉しさのあまり旦那様へ笑顔を返す。

水族館の敷地内には、駐車場の目の前に堤防があり砂浜がある。
その堤防は波打ち消しのようなコンクリートブロックで階段のように作られていて、ベンチまで設置されて日本海を展望できるようになっていた。

私と旦那様は駐車場から一段低いコンクリートブロックを降り、数組のカップルが先着して海に入って行く夕日を見るためにコンクリートブロックにそのまま腰を下ろしていたけど、私達もカップルに距離を置き調度良い所で腰を下ろして眺めた。

そのまましばらく待ち、夕日の円底が海の地平線に入りかけ、周辺は夕焼けに染まり海からの風が冷たく気温も下がって肌寒い感じがするようになった。
私の姿はオフショルダーで肩だしの服と少し短めのスカート、そしてその下にはえっちなオープン下着なので冷たく感じる海風が姫部や胸に吹き付けスースー寒くて鳥肌が立っていた。
それでも、夕日が海に入って行く光景を見る事は初体験であり、今後一切見られないかも知れないので、寒さを我慢して眺め続けた。

「大丈夫?」

旦那様がブルっと身体を震わせて肌寒さを我慢している私に優しい声で心配してくれて、隣で一緒に眺めていた旦那様がそっと寄り添い私の後から旦那様の身体で包むように抱きしめてくれた。
旦那様の温もりで手足や背中が温かく肌寒さが和らぐ。

「あったかい」

私を温めてくれる旦那様へ甘えるように、髪が長い頭を斜めにして夕日を眺めている旦那様の頭へくっつけた。

こうして旦那様とくっつかって何かをゆっくり眺められるのは何時ぶりだろう。
普段の生活では余り機会を得られない甘えられる雰囲気、私と旦那様だけの微笑ましい甘い時間。
私はとても幸せに思えて、旦那様とベタベタできるひと時が嬉しく思えた。

少し離れた周辺にいる数組のカップルも私と同じ気持ちなのだろうか、どのカップルもベタベタくっつかって甘い時間を過ごし、大人しく夕日をジッと見つめていた。

甘い甘美な時間がゆっくり進み、もっと甘えたくて旦那様の手に手を重ねていたら、旦那様は水族館の中でしていたえっちな悪戯の続きをしたいのか、私の長い髪をかき分けて耳たぶをハムっと咥えたあと、首筋に唇を重ね甘く吸い上げながら肩にまで唇を這わせて、うっとり感も加えてくる。

「ん… ん… ん… 」

首筋や肩を甘く吸い上げられるゾクゾクする甘い快感。首から身体がとろけそうになる悪戯。
旦那様は甘く感じてうっとりした私に気分が良くなったのか、悪戯を止めることなく首筋から肩、肩から首筋を何度でも甘く吸い上げ続けた。

オレンジ色に輝く夕日は海の地平線へ半分くらい入り、周辺は薄暗さが増し日陰になっている場所はすっかり暗くなって夜が始まろうとしている。

私は何時しかうっとり甘えた吐息を洩らしながら、旦那様に甘えられる甘いひと時、身体に伝わってくる温かい旦那様の温もり、首筋から肩にかけて唇を重ねられている甘い快感、全てを幸せに思い、地平線に欠けて行く夕日を見つめていた。
そうしている間も気持ちと身体がすっかりうっとりしてとろけてしまい、何だかえっちしたいような気分にもなっていった。

水族館の中でいっぱいえっちな悪戯をして、いっぱいえっちな気分を楽しんだのに、またえっちな気分になってしまっては、初めて見る日の入りの光景が台無しになってしまう。
今は心地好い甘い快感よりも、普段の生活では機会か得られない何かに感動しながら、旦那様に甘えてベタベタできる甘い時間の方がとても大切に思えた。

だけど、日の入りに感動しながらそんな気持ちになっている私とは違い、旦那様は日の入りの甘い時間よりもえっちな気分を優先させているのか、悪戯をエスカレートさせて来て、耳たぶをハムハムしながら、私のお腹の上で手を重ねていた手の平を肩に重ねて、ゆっくり焦らすように手の平を下げ、大きく開いているオフショルダーの衿の中へひっそり入れ込み、乳首を探すように指先を這わせてきた。

「ダメだよ…周りに人がいるんだから…」

言葉では拒否してみたものの、日の入りを見たいと願った私に付き合っている旦那様の気持ちも大切。
悪戯をしている旦那様の気持ちを壊さないように、そのまま手の平を胸で受け止めて甘い時間を大事にした。

やはり旦那様は私の気持ちがわからないのか

「平気だよ!周りは暗くなってきたし。
 周りの人は夕日を見て、こっちの事なんか全然気にしていないから」

水族館の中でも聞いたような心が籠っていない言葉。
旦那様は意気揚々と肌寒さでつぼみ上がっている乳首まで手に平を届かせ、乳首までやってきた手の平は指先で柔らかな胸肉を持ち上げるように揉んでから、指と指の間に乳首を軽く挟み、手の平で胸肉を包んで円弧を描くように揉んできた。
それでも旦那様の気持ちを壊さないように胸を揉んでいる悪戯をそのまま受け止めて、甘い時間を大事にした。

「っん… っん… っん…」

胸を揉んでいる手の平から旦那様の温もり伝わって、肌寒さで鳥肌が立っている私は温かく感じながらも、乳首を指で弄られてしまって感じてしまう。
水族館の中でも経験したけど、このようないけないえっちも普段の生活では得られない限られた甘いえっちなシチュエーションだから大事にしようと、えっちな気分にならないように気持ちを抑えながらも、頭を旦那様に預けて、胸の甘い快感と甘い時間を嬉しく思った。

「っん… っん… っん…」

私は甘い時間と甘い快感を感じながら幸せな気持ちになって、背を旦那様にそっと預けて海に入りオレンジ色の夕日を眺めている。

「まだ寒そうだね…」

直に胸を触れられても肌寒さは変りない。

「うん…少し寒いかな…」

私がそう言うと旦那様はさらに身体をくっつけて密着させ、衿から忍ばせている手の平を抜き、後から抱きしめてくれた。
旦那様に包まれているようで背中が温かい。
そこまでは良かった。
背中が温かくて嬉しく思ったら、胸から手を離し悪戯を止めた手の平を今度は服の裾から忍ばせて入れ、胸下から手の平で胸を包むように持ち上げて揉み始め、指先では乳首をツンツン押し込みながら乳輪につま先を這わせてきた。

「っん… っん… っん…」

『少し寒い』とは言ったけど、何かが違うような気がする。
でも胸を揉まれてきもちいいし、旦那様の温もりが背中と胸全体に広がり温かいので良しとしよう。

胸からの快感で頭の中がぼんやりしてくるけど、地平線が夕日のオレンジ色で染まって行く光景を眺め続けた。

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