撮影の仕事がポツポツと復活してきています。

「演劇」「プロミュージシャンのコンサート」「お祭り的なイベント」などは、まだまだだめなんですが、少人数で開催される「音楽教室の発表会」は、ホールの座席の4分の1くらいしか使わないということで、「密になりにくい行事」なので、なんとか開催できるようになってきました。

 

さて、コロナ時代の撮影なんですが、「マスク」が必須になっています。

でも、普通の不織布マスクだと、どうしても鼻のところから空気が上に漏れて、カメラを構えている際に、息がカメラのファインダーにかかり、ファインダーが曇ってしまって何も見えず、仕事にならないのです。

 

ウレタンマスクはウィルスにはまったく効果がないですし、布マスクもそのほとんどはウィルスダダ漏れです。一部高性能のものもあるようですが、繰り返し使うのは不衛生な気がするし、「あのカメラマン、布マスクしているわよ。感染防止の意識が低い、だめなカメラマンね」とかお客さんから思われるのも嫌です。

 

それで、今現在は、仕方なく、「撮影の時だけ、鼻だしマスクにしてファインダーを覗く」という方法になってしまっているのですが・・・・・

これも感染防止上、いいわけがなく。  悩んでおりました。

 

それであれこれ調べてみると、韓国で開発された、「KF94」というマスクが、高性能で、密閉性もよく、空気も漏れにくい、ということがわかりました。(立憲民主の枝野さんも使っています)

 

1枚=100円くらいする、不織布としては非常に高価なマスクですが、一箱買ってみました。

試しに装着したところ、密閉性はかなり高いです。ただ、その分、ちょっと息苦しいです。撮影であちこち動いて、息が荒くなるとしんどいかもしれません。

まあ、とにかく、今週末の撮影で実戦テストをしてみようと思っています。うまく使えるようであれば、今後、「撮影の時はKF94を使う」ということにしたいと考えています。