本日のテーマ

人は何かに依存しながら生きている

 

 

依存とは、
他に頼って存在、または生活すること。

 

人は何かに依存しならが生きているのではないでしょうか。
それは、何かに頼って生きることです。
 ○○が生きがい…
 ○○がなければ生きられない…

 

仕事一筋に勤めてきた人が定年退職して、仕事から離れたとたんに何をしていいのか分からなくなる……。

仕事に依存していたため、それがなくなることで自分を見失ってしまうのです。

 

人が依存するものは様々です。 

“これがなければ私はダメ”と決めつけているものです。

 

ものやお金など形あるものへの依存
(お金が頼り、豪華なもので自分を飾る)

 

地位や肩書、学歴や家柄への依存
(経歴や立場といった後ろ盾を頼りにする)

 

他の人やペットへの依存
(パートナー、子どもや孫、ペット、人が頼り)

 

神仏や宗教
(宗教や占い、霊的現象などが頼り)

 

依存をすることで自分自身の存在が薄くなり、判断力もなくなってしまうこともあり、まるで依存するものの後をついて生きているようになってしまう人もいます。

 

それが世間を騒がせていた問題で、如何わしいオカルト的宗教や霊能者、偽占い師などに影響を受け、人生を狂わされるケースです。

 

人間は弱い生きもので、何かの支えや頼りにするものを求めてしまいます。
これは決して悪いことではないですが、そこには自覚が必要です。

あまりにも依存性が強いと、その依存するものを失った時に、自分に全部降りかかってきてしまいます。

このことを自覚することが大事です。

 

お金に依存する人は、

お金を失った時に崩壊します!


子どもやペットに依存する人は、

相手が離れたり、死んでしまったりした時に崩壊します!


地位や立場に依存する人は、

それを失墜したときに崩壊します!

 

このように自分の支えがなくなり崩れ落ちてしまうのです。



いつか依存するものはなくなり自分だけになる……

 

 

「依存」の反対は「自立」です。
自立とは自分の力で生きていくことです。
人生は、本来この自立、すなわち自分に依存するように生きて行くことが、わたしは大切だと思っています。
自立のためには、力をつけ強い精神を持つことが必要です。

 

もし今、あなたが何かに依存していて、
 ○○がいなければ生きて行けない…
 ○○だけが生き甲斐…

という思いがあるとしたら、先の人生のために、少しこんなことを考えることも大切かもしれません。

 

「もし、それを失ったらどうなるか?」

 


人は何かに依存して生きているようです。
一度、その依存について深く考えてみてはいかがでしょう。
それは将来の対策のためにです。
依存する対象はいつか失う時がくるからです。