ちょっと足を伸ばしてブランデンブルク州② 秋の自然を堪能 - ヌーテ・ニープリッツ自然公園 | Hallo!ベルリン ~Berlin JP Tour スタッフのブログ~

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秋ですね。。。

日本も涼しくなってきたと聞きましたが、こちらベルリンでは、10月初旬から朝は息が白くなるくらい気温が下がりました。

ベルリン市内にも並木道の木々の葉がすっかり黄色に色づき、街にはマフラーを巻く人たちも出始めました。

ベルリンから田園や森が多いブランデンブルク州に出ると、その紅葉の風景はさらに美しくなります。

厳しい冬の前の、自然からの素敵な贈り物です。

先週末、ベルリン中心部から約30kmにあるヌーテ・ニープリッツ自然公園(www.naturpark-nuthe-nieplitz.de) にバードウォッチングに行ってきました。
 
ヌーテ・ニープリッツ自然公園にある湖は、毎年10月から霜の下り始める11月上旬まで、カナダやスカンジナビア半島から移動してきた野生の鴨およそ100万羽が寄留することで知られています。

 
太陽が沈むころ、四方八方からガーガーという鳴き声を響かせながら、日中えさ探しなどで遠出をしていた鴨のグループが夜の休息のため湖に戻ってきます。
 
鴨の群れがV字型で飛ぶ理由をご存知ですか?
後方を飛ぶ鳥は前方を飛ぶ鳥の羽ばたきによる空気の流れによって最大70%まで力をセーブすることができ、ガーガーという鳴き声は、はぐれそうになる者に警告をしたり、先頭を行く者を励ます鳴き声だそうです。

湖周辺の観察塔あたりは、バードウォッチング目的のドイツ人でにぎわっていたので、ちょっと離れたところから見てみようと、森を歩いてそのスポットを探してみました。
 
 
そして木々の途切れたところでいいスポットを見つけました。静かで誰もいない・・・いるのは草を食む牛たちだけ。オレンジ色に染まる空に、家路に急ぐ鴨たちを見上げてたたずんでいると、人間も自然の一部であることを実感します。大都会のベルリンから車でほんの
30分くらいのところで、こんな自然を味わえるとは。
 
今日からまたぐんと気温が下がり、もう鴨たちは暖を求めて次なる目的地(イタリアなどの南ヨーロッパ)に旅立ってしまったかもしれません。

10月もまた残すところあとわずか。。。これから本格的に寒くなっていきますが、もうすぐクリスマスマーケットの季節。ベルリンにも数々の大きなクリスマスマーケットが立ちます。またレストランには秋冬ならではのメニューが出ます。寒さの中にもその時期にしか味わえない楽しみがある、冬は冬でまた素敵な季節です。

  By YMS
 

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