村山常雄さんは新潟・糸魚川に住んでおられる元シベリア抑留兵で、独自のルートでシベリアで
亡くなられた方の名簿を作成された方です。(実は小隊長をさがしているときに、お力添えを頂き、
わざわざウスチカメノゴルスクで亡くなられた方の名簿を作成頂きました。)
マルシャンスク収容所は、モスクワ近郊にあった収容所で将校クラスが収容されておりました。有名なところでは松岡外相の御子息が収容されていたそうです。
マルシャンスクの情報は少なく、ここに収容された方が書かれた本を探すことにしました。
「わが青春の苦闘~マルシャンスク収容所~」という本サイトで見つけました。この本を読めば渡邊中隊長がどのように亡くなられたのかの手掛かりがつかめるかもしれない。もしかしたら実名で紹介されているかも・・・と期待を込めておりました。
しかし、この本は市販されておらず、どうしたら手に入れられるか悩みました。著者のS氏が東京あきる野市にお住いということなので、もしかしたら地元の図書館に寄贈されているかもしれない・・・。そう思い、あきる野市の図書館に問い合わせをしてみることにしました。