この本はご存知でしょうか?
- 電子書籍を無名でも100万部売る方法/東洋経済新報社
- ¥価格不明
- Amazon.co.jp
著者のジョン・ロックという人は、電子書籍の月刊販売数を63冊から36万9115冊に、たった2010年9月から2011年3月の6ヶ月間の期間で増加させることに成功した人です。
販売累計110万部は2011年1月から5ヶ月間、しかもパートタイムの時間を使って達成した数字です。
この本は彼が考えた『電子書籍マーケティングシステム』を余すところなく紹介したものです。そのマーケティングシステムとは「読者と信頼関係を築き、電子書籍を販売する」というものです。
インディーズ作家として活躍するのであれば、一度は読んでおくべきものだと思います。
彼は電子書籍についてこう言っています。
「電子書籍は、インディーズ作家にチャンスを与えてくれる。事実、電子書籍はプロ作家とインディーズ作家の立場を逆転させた。電子書籍の出版を行うには、少ないコストで済み一冊99セント(約80円)で販売することが可能だ。そして、一冊売れるごとに35セント(約28円)の利益を受け取れるのだ。」
インディーズ作家の可能性を訴え、さらに、有名な作家と比較してこうも言っています。
「一方に、138のレビューがあり、6割がポジティブな評価の9.95ドルの本がある。もう一方に、138のレビューがあり、8割がポジティブな評価の99セントの本がある。あなたはどちらを購入したいだろう?」
価格差と評判、これがプロとインディーズ作家の立場を逆転させると彼は伝えています。プロ作家の本は契約している出版社が多額のコストをかけて制作しているため安売りできないのです。
もちろん、価格が安ければ買われるというものではありません。ただ単にインディーズとして発売しただけでは月に一冊も売れないなんていうのはザラにあります。
なぜ売れないのか。どうすれば成功するのか?
彼は一言で表しています。
「特定の読者に向けて執筆し、彼らを集客すること」だ、と。
個人でできるマーケティングの方法を学ぶには良い本です。
おすすめです。
読んでやり方を盗もう
んじゃーね
イベント参加者募集中!(残り3枠)
ファンにインディーズ活動を応援してもらおう!
http://mangatokyostyle.com/senbatsu-01/