「パワーと実現」に役立つエクササイズ「感謝によって、期待、コントロール、思い込みを手放す」

私達は、人生の様々な地点において、「～したい」、「～になりたい」と、様々な実現したい願いを抱きます。

少しへそ曲がりかもしれませんが、これを、ちょっと反対側から観てみるなら･･･。

「～したい」と願う事は、まだそれが実現していないから。
という事は、「～したい」と願うのとは反対の状態が、今、実現している、という事なのですね。

つまり、
「～したい」が実現していない＝「～出来ていない」を実現している、
「～になりたい」が実現していない＝「～になれていない」を実現している、

という事です。

昔から引き寄せ等でもよく言われる事ですが、「～したい」と願う事は、その裏にある「～出来ていない」を強化している、というわけです

（その対策として、願いを過去完了形で宣言する等、ありますよね）

この物質界で、本気で「～したい」と思っているなら、大抵の場合、人は、実現のための現実行動に出ます。

例えば、海外のどこかに行きたいと思うなら、お金を用立て航空券を購入する、といったふうに

つまり、「～したい」という夢のままで放置せず、行動化するのですね。
この物質界では、行動化する事で、「～したい」から、実現へと移行していくのです。

例外もあるかもしれませんが、「～したい」のままずっと現状が変わらないのは、ずっと行動化していないからかもしれません。

時には、「～したい」とずっと思い続けている事自体が、真剣に実現する気があるのだと、自分自身に錯覚させてしまう事もあるかもしれません。

願いは叶う、と言いますが、単に願い続けているだけで、行動はしていない、というケースもあるのですね。

この地上世界では、脳内で単に願うだけではなく、それを行動化する事が、実現への第一歩

そういった事から、願いのために、具体的にどのような事をしているか、自己観察してみるのも大切かもしれません。
そうする事で、自分自身の本気度を再確認したり、工夫や改善点が見えてくる事もあるでしょう。

行動化の後押し、です。

同時に、この世界では、行動化しても、願いが叶わない事もあります。

ですが、生まれてこの方、今迄願った大小全ての願いを１００％叶えているという人は、まずいないと思います。

叶わない事は、それで完結ではなく、それもまたひとつのギフトであり、学びであり、軌道修正や新たな願いを示してくれる機会でもあるのですね。

また、自分たったひとりの事情だけで願いは叶うのではなく、そこには、エネルギーの波、縁といった、様々な要素が絡んでもいます。

どんなに努力しても、自分ひとりの力だけでは、実現出来ないのですね

そして、実現のための行動化はしても、過度に期待しすぎない事も大切かもしれません。
過度な期待によって起こる思考と感情の葛藤に、たくさんのエネルギーを使ってしまい、そこで足踏みしてしまうのですね。

また、期待通りにいかなかった時、自分自身、あるいは外側を責める方向へと向かってしまうかもしれません。

過度な期待は、個人の脳内で完結した、エゴからの欲望とも言えるでしょうか
その次元に入ってしまうと、エゴを超えたところからのエネルギーの波、縁といったサポートが受け取りにくくなってしまう事も。

逆説的ですが、いい意味での軽さ、余裕、くつろぎがあると、エゴからの欲望の力が抜けて、サポートの力が動き出します。

願い、実現のために行動化する事、真摯に取り組むと同時に、時には、自分の想像、想定を超えたところで物事は起こるものだ、という、ある種の手放しも大切なのですね。

出来る事は、行う･･･。

でも、エゴからの欲望によって、思い通りにプロセスをコントロールしようとしない事。
過去の経験からの思い込みによって、受け取れるプロセスを制限しない事。

努力した後は、大いなるものに柔らかに委ねる「知らない」在り方によって、受け取れるスペースは拡大します。
いわゆる大人な固まった常識は手放し、未知なるものにワクワクする子供のように

そして、どのような結果になったとしても、感謝して受け止める在り方は、次なる実現へのドアを開く後押しとなってくれるでしょう。

行動する事と委ねる事によって、スムーズに願いの実現のサポートを受ける為に。

夜、「パワーと実現」のフォーミュラーかオーラスプレーのボトルを、枕の下に置いて眠りにつきます。

そして、朝

目が覚めた後、横になったまま目を閉じ、「パワーと実現」のボトルをハートに置いて、感謝しましょう。

感謝の対象は、何でも構いません。