”本当のサプライズ"〜ブラジルW杯日本代表1 | ブログ・生きること。

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From.T.j 

先日W杯に向けて、ザックジャパンが
発表された。
レギュラーメンバーに関しては誰もが
予想通りの人選だったに違いない。
しかしながら過去を振り返ると
岡田ジャパンでは三浦カズに北澤が、
トルシエ
ジャパンでは中村俊輔が
間際の代表落ちを経験している。

当然マスコミの関心事は例のように
ザックジャパンにもサプライズが
あるのかないのか、正にサッカー
ファンにとっても見逃せない発表の
関心事でもあり、ある意味見えない
新しい戦力に対する期待への願い
でもあったはずだ。


ではサプライズとは
一体何なのか・・・・


過去の代表選出とは大きな違いを
考えてみると、海外メンバーが
その多くを占めることだ。
23名中その12名の選出は、当然
ながら最高人数であると共に世界の
トップリーグで活躍する選手達が
名を連ねる。
経験がものをいう世界において
W杯で戦う上でのフィジカルの強さや
スピードを肌で感じながらプレーして
きた実績は、A代表選出の為のベース
になり、ザッケローニの意図とする
戦術理解においてもスムーズに運んで
来たことは周知の事実である。

そして今回選出の大きな判断材料には
具体的に3つの理由が明確に存在した。

先ずは”キーパー以外の選手は
全員2つ以上のポジションを
こなせる事”

そして”チームの和を大切にするこ事”

最後に”攻撃的なチームである事”

以上が23名選出に於ける具体的な
判断材料である。




2010年に代表監督就任以来、
大きなメンバー変更を行わず本番に
挑むザックジャパンの弱点は、
一貫して”最終ラインと最前列”だ。
要するに得点を与えない守備の強化と
点をとる人材の発掘である。

過去の代表選出に於いてザッケローニ
が大きく動いたのは、2013年に
行われた東アジアカップに挑む代表
選出のメンバーだった。

海外組の招集を見送り国内組オンリー
のフレッシュな若手中心の新たな人材
発掘にようやく重い腰をあげたのである。

それはブラジルW杯本番を控えた
一年前の出来事だった。