雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

<Ⅱ銀河系-20 M8 干潟星雲>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

2022年06月21日 | 自宅で撮った『大宇宙SCALE』
今日は夏至で昼が一番長く、これからは徐々に夜の時間が長くなっていきます。
月も今日が下弦の月ですので夜の月明かりが気にならない新月期に入るのですが、
わが越後の週間予報はこの先ずっと雨模様で撮影は望めません。
そんなわけでしばらくは シリーズ 自宅で撮った『大宇宙SCALE』でしのごうと思います。

退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとして
この約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。
掲載順序としては手持ちの天体写真集 大宇宙SCALE を参考に
地球から近い天体の順に掲載しています。


書籍『大宇宙SCALE』にはこのあと さそり座の惑星状星雲 が掲載されているのですが、
未撮影”のため紹介だけさせていただきます。
Ⅱ 銀河系
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Ⅱ-19 NGC6302 3800 光年 
種別 惑星状星雲 明るさ 8.8等級 見かけの大きさ 1.8 ×1.3分角 星座 さそり座
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未撮影”の理由:南天低い対象であるため自宅からは撮影が難しい


次に掲載されているのは南天の花形ともいえる見かけは大きくて明るい星雲です。
Ⅱ 銀河系
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Ⅱ-20 M8 干潟星雲 4100 光年 
M8(NGC 6523):種別 散光星団 明るさ 6.1等級 見かけの大きさ 90×40分角 星座 いて座
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夏の星座で南天のいて座の銀河の中に見える明るい散光星雲です。
星雲中心部を南北に暗黒星雲が横切っており、その姿が干潟に見える事から名付けられました。
干潟星雲 は右下の明るい大きな星雲になります

”干潟” のイメージは より長焦点で拡大撮影した下の画像の方がよくわかります。 ↓
撮影DATA : 2021/ 6/ 11am  Vixen VC200L(合成fl=1,800mm)
露出 分 × 枚 + 分 × 枚  ISO 6400 LPS-D1 EOS 6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam 
ステラショット2(導入・自動ガイド) ステライメージ9(画像処理)

次の画像はヨンニッパの望遠レンズで星雲周辺部を写したものです。 ↓

最後は2021年6月に干潟星雲のクローズアップ撮影した際の『只今撮影中』ショットになります。
2021/ 6/11am(01:53’~) Tamron Zoom (fl=17mm F2.8) 30秒×6枚 ISO1600 kissDX(SEO-SP2) 三脚固定撮影

週間予報通りの天気なら 次回は干潟星雲のすぐ北側にある三裂星雲になります。

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我が家の『かたてま野菜』ナスが大ピンチです。
うまく根付かなかったようで、まったく元気がありません
まだ苗を売っているうちに植え替えようか思案中です。
それと初挑戦のスイカも雌花への人口受粉を5回繰り返すも未だ実を付けず。
裏庭で今は花しょうぶが咲いています

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