久々に真面目に競馬のお話^^

 

 

今日の競馬を見てても最近の競馬を見てても

思うことがありました。

 

今、外国人騎手が多数来てますが

日本の騎手と何が違うのか?

 

 

よく 日本人騎手は全然追えない。。。

 

って言われてるようですが

 

それってただ単に追う技術がないわけじゃないと思うんです。

 

 

騎乗っていうのは

1:テン 2:中 3:終い

 

この3つでおおまかに成り立ってると思うんです。

 

 

日本の競馬は

この3つの内 すべてを大事にする騎乗をします。

 

スタートきっちり、位置取りばっちし

道中は折り合いつけて、終いを伸ばす。

 

 

特に減量付きの若手騎手は

テン(スタートと位置取り)を最重視されるわけです。

 

 

外国の騎手はというと

特に欧州では テンの意識が全然感じられなくて

 

2:中 3:終い

 

この2つ 特に中の折り合い、馬との呼吸。

 

この部分の意識が非常に高い。

 

 

馬を追う技術って

要は最後まで余力が多く残ってるかどうか。

 

いくら騎手が力任せに追っても

筋肉が疲れて脚が上がらない馬が伸びるわけがない。

 

 

要するに

馬を追う技術=道中でいかに無駄なことをさせないかどうか

 

です。

 

 

日本の騎手で剛腕と言えば 僕はアンカツさんがパッと浮かぶんですけど

 

あの人って テンの意識 全然ないでしょ?(笑)

 

位置取りなんて 馬の気持ち任せ。

 

最後方からの競馬なんて普通でした。

 

それでも最後凄い脚で伸びて差し切ってしまうのは

道中の意識を凄く高く持って騎乗をしてたと思うんです。

 

 

今の騎手で言えば 横山典さん。

 

後方ポツンって かなりファンからは文句言われてるけど

あれは テンの意識を完全になくして

馬に中の部分をいかにリラックスして走らせるかを覚えさせようとしてます。

 

特に若駒はね。

 

 

今日の阪神メインを勝ったのが横山典さん。

 

今までずっと教えてきて

もういいかなというところで普通に位置を取ったら

勝てるわけです。

 

正直、この馬がそこまで強い馬だとは思いません。

これは騎手が作り上げた結果です。

 

 

 

日本の馬が凱旋門賞で勝てないのは

馬場の重さだけの問題ではなくて

 

ある程度位置を取りにいかないと勝てないという

時計の速い馬場。

 

 

ディープやオルフェくらい

直線の脚だけでさせる化け物ならいいんでしょうけどね。

 

あとは

将来を見据えて

若手騎手を 欧州に留学させるくらいのことをしてほしいな。

 

 

 

あと今日の競馬を見て思ったのは

 

福永さんと北村友一はなんともいえないくらい下手な騎乗してますね。

 

福永さんは調教師に向かってるんでしょうけど・・・。

 

 

そしてもう1つ。

 

今日の東京メインを見て・・・

 

1番人気のあの走りを見て

 

やっぱりグリーンではこうなっちゃうのか。。。。

 

って思ってしまいました。

 

グリーンの関係者さん ごめんなさい(^^;

 

 

クラブの馬

特に結果が欲しくてしょうがないクラブだと ここから焦って次を狙っていきそうですけど

かなり可能性のある馬だと思うので

 

来年の大きいところ目指して じっくりでいいと思います。