こんにちは
漢方相談と薬膳教室のイヌイ薬局 乾康彦です。
今日2024年5月5日は、暦の上で、夏をむかえます。
日差しは強く、草木の緑は濃くなり、街角で夏の気配が垣間見えます。
風も心地よく“さわやか”という言葉がぴったりな季節です。
でも、温暖化が進む近年は既に夏日も増えていますね。
この時期は、陽気が上昇し生長の季節が始まります。
ストレスを感じやすい春は過ぎましたが、春からストレスを溜め込んで
てしまっていた場合、気温の上昇とともに一層イライラも強くなりやすい
時期です。
ストレスは、臓器でいえば「肝」で受けます。が
「肝」は身体の中で「血」の貯蔵庫の役割を果たします。ストレスなど
がかかると「肝」は「血」を消耗してしまいます。
五月病など、ストレスによる症状の予防には「血」が豊富に必要です。
また、夏は気温の上昇とともに、脈拍が上昇しやすく「心」の季節
と考えています。
「心」は血液を巡らせるために豊富な「血」が必要です。
夏バテ、熱中症の予防にも「豊富な「血」が必要と言えます。
「心」も「肝」も豊富な「血」が必要な時節。
「血」を補う代表的な食材は青い野菜は血液
ホウレンソウ、小松菜、ブロッコリー
などの青い野菜を食べて「血」を補い「心」「肝」を養いましょう。
おすすめのレシピは
小松菜と枸杞と棗の炒め物
参照下さい。
血を補う立夏の養生で、
ストレスフリーで
夏ばてしない
夏をお過ごしください。