私はどんな酒も好きでした。好きだからいくらでも飲み続けたかったのです。
カクテルと言うのは、いろいろなお酒やジュースその他を混ぜ合わせていろいろな味のお酒を調合するものです。疎の混ぜ合わせるお酒の内でも、特にアルコール分を担当するのがスピリッツと言われる類です。ジンとかウオッカなどがよく使われますがラムとかテキーラなどもあります。カクテルの種類によってはウイスキーやブランデーも含まれるのでしょう。
ジンやウオッカはアルコールの度数が高い割に安価で、アルコール単価が低い酒であり、世^ろっぱやアメリカではアル中の飲む酒はジンやウオッカだそうです。日本の焼酎の立ち位置ですね。
いろんな酒に興味津々だったころ、カクテルを自分で造ったりしました。ベルモットと言うフレーバーワインとジンを混ぜるとマティーニと言うカクテルになります。カクテルとして楽しんでいるうちはいいのですが、だんだんジンの比率が高くなっていきます。味より、酔いを求める気持ちが強くなっていくのですね。そのうちに混ぜるのが面倒になってジンだけ飲むようになってしまいます。
カクテルを味わうことを楽しんで売るうちはいいのですがいつしか、酔いを求めてしまうのは依存症たるゆえんでしょう。そしてスピリッツも極端を求めるようになっていきます。ウオッカでもスピリタスと言うのはアルコール分96%です。ラムでもロンリコ151と言う酒はアルコール度75.5%だったりします。これでもまだカクテルに使っているうちはいいのですが、これすら混ぜ物無しのストレートで飲むようになっていました。
3年前に食道がんが顕在化しましたが、今思えば酒を飲んでいた頃にあんな強い酒をストレートで飲んでいたのだから、よっぽど食道に無理をかけていたのだな、その付けが十何年もたった後に現れたのかと思ったのでした。
今日はシルバーの仕事がありました。もう春ですね。
雪柳がほぼ満開です。間に生えた笹を刈ったり、枯れた枝を整理したりと世話をしているので元気に花が咲いて何よりです。
池の水面も春らしくキラキラ輝いていますが、
そこでふと目に留まったものをよく見ると
亀さんが折り重なるように「甲羅干し」をしていました。亀さんも春の日差しがうれしいようです。