ワクチン問題は広い視野で見る必要があります

こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島佑介です。

今回のコロナ騒動やワクチン騒動はいろんな分野から広い視野で見る必要があります。

ワクチン問題は広い視野で見る必要があります

テレビでは公衆衛生学の専門家の立場でしか話しをしていません。

とにかくウイルスを広げさせない、ゼロにするという立場です。

その立場だけでは偏ってしまいます。

テレビに出ている方はウイルス学者ではありません。

もちろんウイルス学の視点だけでもダメです。

もちろん公衆衛生学的な視点も必要ですし、免疫学的な視点も必要です。

経済学的な視点も必要でしょう。

自然療法的な免疫力をどう上げるか（免疫学者は免疫力を上げる方法を知りません）という視点も重要です。

ですが今回の新型コロナウイルスに対して自然療法的な考えが書かれた書籍が少ないなと思ってはいます。

そもそもアメリカでは自然療法医（Naturopathic physician）や伝統的自然療法医（Traditional naturopaths）という資格があるようですが、日本にはそのような資格ありませんからね。

本当に重要なのはどうすれば免疫力が上がるのか、どうすれば下がるのか、どうすれば重症化を防げるのか、ということだと思うのですが、その視点で書かれた本は見たことありませんね。

まあそれについては置いといて、本日はウイルス学者の立場から書かれた本をご紹介します。

ウイルス学者の立場から書かれた本

『ウイルス学者の責任』

（PHP新書）
宮沢孝幸（著）

ウイルス学者の責任（PHP新書） [ 宮沢孝幸 ]

楽天市場

1,078円

この先生は獣医でもありウイルス学の専門家でもある人です。

この先生はウイルス学という視点でみています。

テレビだけを見ていると誤解されている方もおられると思いますが、真のウイルスの研究者であり、その中で戦ってきた方です。

私がこの先生を信用できるのは、テレビでは難しいことや「エビデンス」とか「科学」とかはあまり言わないからです。

難しいことを言わないからレベルが低いと思ったら大間違いです。

それはこの本を読めばわかります。

難しいことを言う人や、やけに科学とかエビデンスという言葉を使う人は、本当に賢いが相手のレベルを考えていない空気の読めない人か、賢く見られたい人か、もしくは詐欺師です。

この先生が今までどんな勉強や研究をしてきた方か、については本に詳しく書かれているので読んでみてください。

内容については目次を見ればわかると思います。

重要な部分については太字にしています。

【目次】

第１章　国の過ち

魚類や甲殻類から感染するウイルス？
新しいウイルスはSARSと同じ種類だった
ダイヤモンド・プリンス号でウイルスの特徴が見えてきた
浴びるウイルス量を１００分の１にすれば対応できる
私が提案した「１００分の１作戦」とは？
過剰な対策が始まってしまった
ウイルス量が少なければ他人にうつらないことが理解されなかった
「PCR検査陽性＝他人にうつす能力がある」わけではない
緊急事態宣言で強い自粛を求められた
ウイルス学より数値計算が重視されてしまった
人流を減らすのは最後の手段
新型コロナウイルス流行の際の予兆
選抜高校野球大会が中止になった
「目玉焼きモデル」とは？
「目玉焼きモデル」は、日本全国で適用できる
映画館閉鎖、スポーツ中止に意味はなかった
GoToトラベルのせいにされてしまった冬の感染拡大
国情を無視していたソーシャルディスタンス
ウイルス学を知らなかった医師たち
ルールを決めれば、飲食店は休業する必要はなかった
「風邪の予防対策」をとるべきだった
エビデンスについての誤解
リスクコミュニケーションの重要性
ウイルス学者の責任

第２章　ワクチンを打てば解決するのか？

ワクチンとは何か
ADE（抗体依存性増強）はなぜ起こるか
mRNAワクチンとは
ワクチンについては超過死亡の検討が必要
ワクチンにどれくらいの効果があったのかも現時点で不明
mRNAワクチン接種直後に亡くなった方の数
３０００人のうち３人
遅れてやってくる免疫反応
コロナワクチンは全身の細胞に入り込む
心臓、神経への影響
欧米が日本並になるためには
妊婦へのワクチン接種は慎重であるべき
胎児がmRNAワクチンを取り込む可能性がある
胎児のシンシチンに対する抗体レベルが上がっていた？
妊婦への摂取は様々なリスクを考えるべき
ワクチンには細胞性免疫を高める効果があるが
一番いい作戦

第３章　ウイルスＲＮＡ混入事件

ある女性の正義感が私を動かした
微量のXMRVが検出されたが…
試薬会社、NIHへのささやかな抵抗
がんの原因ウイルスと目されたRD114
ネコにはなぜ自身の内在性レトロウイルスに感染しないのか
「勝手に発表したら、今後、仕事がやりにくくなる」
農水省は動かない、ならば…
ワクチンメーカーが行っている検査は不十分
なぜイヌのワクチンにRD114ウイルスが混入したのか
遺伝子が書き加えられてしまうリスクを排除せよ
検査をするための第三者機関の設立が望ましい

第４章　今市事件―獣医学者としての責任

専門家として裁判に協力
取り調べ中に自殺しようとした被告人
唯一の物的証拠はネコの毛
不完全な調査
判定に揺らぎが生じてしまう配列で鑑定していた
鑑定人が裁判に出していないデータがあった
検察側の鑑定は採用されなかったが、有罪に
裁判の鑑定は検察側に有利
イギリスでは鑑定は人気の職業

第５章　研究者として大切なこと

日本の研究者たちがウイルス学に大きく貢献
新たな発見がうまれるとき
プロジェクト研究は科学技術の発展につながらなっていない
プロジェクト研究は人を育てない
私は恩師の見上彪先生に育ててもらった
英文原著論文を200本以上だせたものも恩師のおかげ
研究室のボスは、野球における監督のようなもの
「ダメな人」と言われている人を大事にする組織が強い
「できない人」と言われた人がどんどん成長していくことも
生物学の発見は、単純作業の中にある
人を大事にする研究室がいい研究を生むはず
欧米追従のやり方は間違っている

第６章　私はなぜウイルス研究者になったのか

土壌学者に憧れて
植物学科に行けずに、獣医学科に行くことに
人生を変えた一冊の美しい本
山内一也先生、速水正憲先生との出会い
一番の恩師、見上彪先生
内在性レトロウイルスに興味を持つ
高校時代の経験がレトロウイルス研究と結びついた
他大学に負けていた東大の獣医
東大の獣医が世界のトップレベルに
博士課程を飛び級で卒業
いばらの道が始まる
人と違うことがしたい

レトロウイルスの話しは個人的にはとても面白かったです。

ウイルスやワクチンについて興味がある方はぜひ読んでみてください。

コロナワクチンで自己免疫疾患が発症する仕組み

『今回のファイザーとモデルナのワクチンは、RNAの設計図を脂質二重膜に閉じ込めるLNP（脂質ナノ粒子）です。LNPはどんな細胞にも入り込めます。入り込んだ細胞からスパイクタンパク質が作られます。もしも、新型コロナワクチン接種者が、過去に新型コロナウイルスワクチンを接種していたり、新型コロナウイルスに感染していたとしたら（発症しない場合も含む）、ワクチンを取り込んだ細胞が感染細胞と誤認されて、細胞性免疫、あるいは抗体と補体（以前にも出てきましたが、補体とは抗体と一緒に作用して細胞や病原体をやっつける物質です）の働きによって攻撃されてしまう可能性があるのです。』

当院でも自己免疫疾患もしくは免疫の暴走によって重大な問題が起こってしまった方が４名様おられます。

そのうち２名様はお医者様から自己免疫疾患の診断を受けました。

もちろん因果関係はわからないと言われたそうですし、証明することも不可能です。

もうひとつ言っておきたいこととして、私は今回のワクチンそのものを全否定しているわけではないということです。

なぜかというと自己免疫疾患はコロナワクチンだけではなく新型コロナウイルス感染でも同様に報告されている、ということです。

ということは感染してもワクチンを打っても同じことが起こる可能性がある、ということです。

それを考えるとメリットとデメリットがイコールなのでは、ということ。

わたしはかかってもいないのに病気になるのは怖い、と判断しワクチンは打っていません。

先にかかっておこうと判断した人を否定しないようにしようとは思っていますが、感染してもワクチンを打っても同じ副作用があるかもしれませんよ、ということは伝えていきたいと思っています。