こんにちは!木蓮です。
今年も大量に採れるズッキーニ。
例年なら悩みの種の一つなのですが、今年は強力な助っ人が!!
我が家のニワトリたちが食べること、食べること!
なんともありがたい毎日です。
私もちょっと美味しい食べ方を発見したので、びっくりするほど順調に消費しています。
続いてこちらも大収穫中。
そう。養蜂をしている真横にブラックベリーがあるため、そちらも少しずつ収穫してはコンフィチュールへと変身!
様々な大地の恵みの収穫時期を迎え、毎日大忙しです。
来週からまた出張があるため、今日はさくっと続きの養蜂のお話。
「蜂蜜」は採取してから、すぐに食べられるものではなく、2週間ほど寝かさなくてはいけません。
そのため、まだまだ作業は続いており、週末は「プロポリス」採取を行う予定です。
さて、次の日の朝。
まだベッドの中で眠っていた下の娘も、パジャマのまま採蜜を見に来ることとなりました。
びっくりしたことに、下の娘はとにかく蜂が平気で、「可愛いー!」と言いながらずっと見ています。
ちなみに、靴下も履かず、下はスウェット。
「怖かったら、車の中で待っていたらいいからね」と言っていたのですが、片時も離れず見ていました。
どうやら、下の娘カップルは、来年から養蜂箱を一緒に置いて、頑張ることとなりそうです。
一体、いくつの箱が並ぶことでしょう。
さて、この日は前日に「chasse-abeilles」の作業を行っていたため、蓋を開けるとほとんど蜂がいませんでした。
ただし、一番下の彼らの家を覗いてみると、ちゃんとみんな集まっているのでご安心を。
一つ、一つ、巣枠を取り出し、蜜の状態を確認します。
こちらの作業がすべて終わると、自宅まで養蜂箱を持ち帰り、いよいよ蜂蜜採取の作業です。
蜂たちが「花蜜(ネクター)」を集めてきた後、巣の中にためこみますが、最初はまだ糖度が十分でありません。
水分が蒸発し、糖度が高まると、いわゆる「蜜蝋」で「蜜ブタ」で蓋をしめ、写真のように薄い黄色の膜ができていきます。
分離機に入れる前にこの蜜ブタを採るのですが、とにかくベタベタしてしまうので、まだまだ慣れていない私たちは、なんとも下手くそなんですよね(笑)
ただ、こうやって蜂蜜が滴り落ちる様子が綺麗で、写真を撮っておきました。
もちろん、この蜜ブタたちを貯めておく場所があり、そちらからも蜂蜜が採れるのでご安心を。
ちなみに、倉庫のような場所で、こちらの蜂蜜を採取します。
左が分離機で、右の背の高い容器が、蜂蜜を濾過して寝かせておく蜜濾器です。
分離機をぐるぐる回していくと、初めて出てくる蜂蜜にとにかく感動!!
今まで、何度も見ているのですが、自分の家の蜂蜜ともなると感動もひとしおです!
見てのとおり、中には蜜蝋などの不純物も入っているので、蜜濾器にて寝かせ、これらが上に貯まってくるのを待つのです。
……ってことで、現在はまだまだ蜂蜜熟成中。
ですが、こちらを楽しむことができますね!
日本では「コムハニー」と呼ばれるのですね。知りませんでした。
こちらをスプーンですくって、ぱくっ!
たまらないひと時ですね。
それでは、また!
次回より、またフランスの小さな村をご紹介しますね。