雪の節分 ヘルメットの下のキャップは逆向きに | 馬森(まもり)牧場  千葉県南房総市・馬を感じる体験牧場

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風はやみましたが、2月らしい冷え込みの節分になりました。

屋根の上で硬い雪がしゃらしゃらと音を立てています。

昨日まで酷使した身体をいたわりストレッチして、動画作成。

お昼にAmazonファームを回ると、採り遅れのブロッコリーが開花していました。

このくらいなら食べられそうなので収穫しておきます。

 

15:00

動画が完成し、午後練へ。

ドウのビニール馴致。

今日は古いふとん圧縮袋を使っています。

大きくてカシャカシャ音が出る素材は、小さく滑らかなビニールで馴致段階が上がってきてからです。

最初からだと刺激が強すぎて、人馬が怪我をします。

背中に乗せて動いたときに落ちても動じず、風で急に動いても平気になればクリアです。
風はいつ起きるかわかりませんから、スティックの先に縛って動かして再現します。
他の馬たちはこれでいきなり身体をくるんでも全然平気ですから、彼だけクリアできたら問題ありません。
 

深い常歩で5本の丸太越え。

ゆっくり歩きと早歩きとでは、関節の曲がり具合が違ってきます。

わざわざ丸太の方へ歩いて真ん中を渡ってくれるので、リードで楕円形練習ができる優等生です。

 

モミジ君は関節が柔軟でバネも強く

肢も高く上がり

リズミカルに駆け抜けることもできます。

 

最後にシャインの発進&速度スイッチ磨き。

エネルギーを貯めやすくなり、尾を上げるようになりました。

馬への合図は「行こうよ!」「待ってました!」で成立しないといけません。

『痛みや恐怖で反射的に動かす』のと、『馬が納得して自ら動く』のとでは緊張度が全然違ってきます。

繊細な彼らの心身にも優しく、日常の丁寧な接し方がベースになります。
 

乗馬施設で知らない人にいきなり馬を扱わせないのは、そういった理由です。

圧が強すぎる人が積み重ねた経験を一瞬で無駄にして、時計を逆回転させることがあるからです。

一度割れたガラスハートは、そうそう元に戻らないのです。

 

そして今日、

「ヘルメットの下のキャップは逆向きにかぶるといい」という地味なライフハックを見つけました。

常時キャップをかぶっており、その上からヘルメットをかぶるとつばの部分が二重になって前が見づらかったのです。

かといって丸馬場で脱ぐとしょっちゅう忘れてしまい、風で飛んだり雨に濡れてしまっていました。

逆向きにかぶってその上からヘルメットなら置き忘れもありませんし、前も見やすいです♪

 

午後練を終えて豆まきの準備。

52粒用意してみたら結構な量がありましたが、全部食べられました。

子供のころ食べた石のように硬い煎り豆より、ずっと食べやすくなっています。

まだ豆はたくさんあるので、深夜になったら奥の部屋から撒いていきます。

夜のお楽しみ今季アニメは、“とんでもスキルで異世界放浪メシ”
勇者召喚された主人公は『ネットスーパー』という固有スキルでイオンの通販をポチって魔獣と冒険しています。
「ついに我々は異世界ですら夢を見ることができなくなったのか!!」と一瞬寂しくなりましたが、「焼いてたれをからめる」「温める」「袋を開ける」だけで美味しいものを瞬時にゲットしてHP/MPを維持する姿を見ていると、「これもアリだったのか・・」と思いを改めました。
ネットスーパーがスポンサーにつくなんて、面白い時代になったものです。
 

階段作りの動画はエクスポートに時間がかかっています。

進捗を見ていると9時間はかかりそうなので、パソコンを開いたままにしておきましょう。