東欧(中欧)と出会える本②『TRANSIT』7号 特集:美しき東欧 | ひねもす読書日記

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終日、時間が空けば本を読む日々を過ごしています。

特に秀逸なミステリーに目がない私です。

本・雑誌・マンガetc.ジャンルにこだわらず、
こころに響いた作品のみを厳選してご紹介します。

サブカル誌の中でも一線を画す人気の旅雑誌『TRANSIT』の東欧特集を今回はご紹介します!!


<おすすめポイント>


3か月に1度発行される季刊誌ですが、これほど次号が待ち遠しい雑誌もなかなかありません。


気骨の編集人・加藤直徳さんが厳選した上質な写真とルポルタージュの数々。


1冊隅々まで目が行き届いていて、とにかく読み応えがあります!


この雑誌のコンセプトが”永久保存版”ということで、時がたつと情報が古くなってしまう他の旅雑誌とは一線を画しています。


地理や歴史に留まらず、東欧(中欧)の人間性や文学・映画作品などについても深く掘り下げられているので、どんな切り口を求める人にも応えてくれることでしょう。


チェコについては、これを読むまでザックリ東欧だと認識していましたが、実は中欧に位置するということを初めて知りました。


ベルリンの壁が崩壊してから25年近くたった現在でも、西欧に比べ未だベールに包まれている東欧諸国。


そのある種”得体の知れなさ”が大いなる魅力であり、それゆえ私達がファンタジーを抱く余地が残されている数少ない場所の一つなのではないでしょうか。


そして今号で特に興味深かったのが、前回ご紹介した浦沢直樹さんの『MONSTER』の原作を手掛けた長崎尚志さんのインタビューです。


『MONSTER』の感想はコチラから


人気漫画家とタッグを組んで数々のヒット作を生み出し続ける長崎さんのルーツに触れることができました。


バックナンバーのため、残念ながら現在では入手困難なのですが、機会がありましたら是非お読みになり、存分にファンタジーの翼を広げてください!


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