カテゴリ:霊魂論
「神秘学概論」概説
6 人間の本質1~10 人間の本質は、「神秘学概論」(ルドルフ・シュタイナー著)の第2章人間性の本質……57「人間に於ける体の三分肢と、魂の三分肢。四つの人間本性」に書かれています。人間よ、汝自身を知れ 私は話すことを考える 私は話す 私は話した 私は自分自身を精神の中に捜し求める 私は自分自身を自分の中に見出す 私は真実の自分に至る精神への道の途上にあるとし、シュタイナーは通常の人間の感覚を超えた「神秘的感覚」を持っていたようです。それ故に、シュタイナーは生涯その能力を発展させ人間をより深く見るこが可能であったと思えます。 シュタイナーの人間の本質の区分は1:物質体(肉体)、2:エーテル体、3:アストラル体、4:自我、5:感覚魂、6:悟性魂、7:意識魂、8:霊我、9:生命霊、10:霊人です。 1:物質体 物質体(肉体)は1~10までの中では唯一目に見えるものです。肉体は母親の体(胎盤)内に宿ったときから、死ぬまでずっと存在します。逆に云えば、死ねば肉体は各々の構成体が分解変化することになります。人間の身体は3つの部分からなっています、ひとつは頭の領域、そして胸の領域、三つ目が手と横隔膜から下の部分と足です。頭の領域は脳の部分で、目覚めた意識を持っています。胸の領域は、肺と心臓があり、呼吸とリズムの領域で感情を担う組織です。感情は大きく分けて、共感と反感があり、夢を見ているような意識です。手足の領域は意志の領域です。新陳代謝や消化器系を担っている組織で、眠っている状態、無意識の領域です。私たちの体は、鉱物界に属しています。手も足も胸も頭も鉱物によって作られています。人生を終えるとき肉体は分解され土(鉱物界)に戻ります。 哲学・思想ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年11月28日 06時14分06秒
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