ライダーの思いつき

　前回は小銭入れを作りました。

　そもそもの始まりはこちら、、、

　まだまだ革ベルトが残っていますので、、、


　レザークラフト用の道具はまだ少しなので、ハトメやホック、カシメの道具入れに同居させています。

　今の所これで良いのですが、、、

　なんか他に練習材料は？と、、、



　縫い針（細）５本入

　こんな感じです。



　使っているものと未使用のものとこんな感じで分けてますが、ちょっと取り出すのもしまうのもひと手間ありで、、、メンドクサイ



　で、また例のごとくYOUTUBEを見ていたら、、、

　工作ものとか手芸でもそうですが、以前ならコミュニティに出かけたり教室みたいな感じで習ったり、見つかってもどうも苦手だとか気に入らなかったりで行かなかったり、、、

　ところがYOUTUBEは趣味の人、プロの人達が惜しげもなくその手練の技を披露してくれます、これは本当に助かります。もちろん収益が有るからこそなんですが、内容が良い動画が見つかります。教え方の上手い人、撮影の仕方とかしゃべり方、自分好みの人が見つかります。
　ちょっとわからない所が有っても検索すればだいたいヒントもしくは答えが見つかります。

　それも無料で、、、凄い時代になったものですねぇ。文化教室とかわざわざ出かけなくても自宅で色々と勉強出来てしまいます。

　見つかりました、、、



　上等過ぎてこんな立派なのは作れませんが、、、ヒントには成ります、他にもいろいろと有りますが、、、興味が有れば調べてみて下さい。
　（この方も英語字幕を入れていますねぇ、世界を見ているんですねぇ、、、まぁ私は日本語でOK）

　長さは縫い代も入れて50mmとしました。



　それを二枚

　そのまま二枚張り合わせて縫うだけにしようかと思ったけど、、、

　もうちょっと凝りたい、、、



　蓋を付けてみたい、、、

　ただ、ベルトの厚みが4mm近く有るので、曲げるには少し薄くしなければいけない。

　ふすまの貼替の時に切れなくて替刃を新品にしたら今度食い込み過ぎたスクレパーでやってみたけど、、、

　ダメ、革には歯が立たない、、、

　刃が反ってるからねぇ、、、変に引っ掛かる



　それで鑿を持ち出しました、大工道具まで使うか、、、

　ところが裸で工具箱に放り込んで有ったので刃先が、、、

　切れると言うより削れる感じで、、、、

　研ぎ直すのも面倒で、、、

　あ！、また一つ記事が書けるなぁ、、、(^^;)｡



　革を削るなんて初めてなので、、、

　力加減や歯の食い込ませ方も分からず、、、

　えぐったら最後、やり直しにビビる、、、

　結局長時間格闘して1mm強削りました。



　接着する面をクラフトナイフで削り落とします。

　替刃は豊富に有りますので、ちょっと切れ無くなったらすぐに変えます。

　なぜ豊富かと言うと管理が悪くて、何度も買い足して、、、

　今は３箱替刃が有ります(^^;)｡
　後から出て来るんだもんなぁ



　木工用ボンドで貼り付け、クランプして10分ほど

　菱目打ちをするのですが、前回力任せに打ち込んだので破れた所も、、、

　なので直線を引いてその上に手で押し付けあとを残します。

　その後が真っ直ぐなことを確認してから、ゆっくりと叩き込みます。



　ゆっくりと打ち込めば革は伸びるので大丈夫。

　裏に刃先が貫通したらそれ以上は打ち込みません。

　針が通れば良いのです。



　写真の上の方から縫いはじめ、返しは２目、３目で止め

　裏で糸をライターで焼いて玉にします。



　針ともう一枚乗せて、完成をイメージしてみます



　折り返すとこんな感じ、革の削り方にムラが有るみたいでちょっと横向きますが、、、

　ホックで止めるからノープロブレム



　ホックのセンターを出します

　縫い代も避けなければいけないので、、、



　ホックの穴から針先でマーキングします

　そこを皮抜きポンチで穴を開けます

　３mmを使いました。



　それでホックの裏金が針先と干渉しない様に削ります。

　最初、クラフトナイフで削ってましたがらちが明かないので、、、



　鑿は3本あるので、、、

　細い方はカバーが付いていたので、そこそこ切れました。

　が、少し錆が、、、やっぱ研がないとなぁ、、、（フラグ）
　道具を維持するのも大事ですよねぇ(^^;)



　どうにかこうにか、面になるまで沈めましたよ



　ホックの取付完了

　力が掛かる場所じゃないので、ばねホックで良いのだけれどこれしか無い



　のりしろを削りました



　木工用ボンドが固まる迄、、、

　がんじがらめの図

　１０分ほどお待ちください



　ダイソーでこんなものを買ってきました

　クッキー作りに使う文字スタンプです



　アルファベットを買ってきましたが、ひらがな、カタカナも有りました

　１軒目には無くって、２軒目の大きなダイソーで見つけました。



　アルファベットは各文字2つずつと＠マーク、♪他ちょっとしたものが有ります

　詳しくはダイソーで検索！



　必要な文字をニッパーで切り取ります。

　左右逆になるので注意です



　ホルダーに並べます

　あくまでもクッキー用ですから、レザークラフトには向いていません

　初回のフライパンの取っ手カバーの時のように金属刻印も持っているのですが、一文字ずつだと真っ直ぐ打てなかったりする。

　数あるレザークラフト動画のどこかでコレをチラッと見たので探してみた次第です。



　ハイエースバンのセカンドテーブルの時に使ったバークランプで挟みます

　一応片手の握力いっぱいで握ってみましたが、、、果たして、、、？



　18時間ほど経過、、、放っておいただけ

　バークランプのゴムに持ち手の部分が食い込むほどです



　お、そこそこ食い込んでますねぇ、、、



　スタンプに革の表面が張り付いてます。

　ボロボロだからねぇ



　しかし、、、

　グニグニと揉んでやると、、、

　戻っちゃいました、、、うっすらとしか跡が残りません、、、



　100mm幅の強力リードバイスです

　革に食い込む量が上の写真とは違います。

　割れちゃわないか心配でしたが、、、



　小さなホビーバイスも有りますが、、、

　懐の深さが足りない、、、



　24時間後です、、、

　しっかり刻印出来ました。



　揉んで見てもそれほど戻りません

　時間が長い方が良いのか？、圧力が高かったのが良いのか、、、結論は後程



　最初の「R」と最後の「R」の深さが違います



　別角度から見ても最後の方が浅い、、、



　10文字並ぶので、センターに「D」が持って来られない

　ホルダーの持ち手の所を折ってしまって、平らに研磨したら万力で挟んでも10文字均等に出来るんじゃないかと思ったり

　４文字の方が良さそうかなぁと思っていたんですが、、、



　どうやら高さが足りてないみたい、、、

　100円だからねぇ、、、こんなものかなぁ？

　仕方がないですね

　それと、、、「Ｉ」が曲がっちゃいました。コレも形状からすると仕方が無いですね



　曲がるより折れたと言う感じですねぇ

　クッキー生地に刻印する為の物なんだから、使用用途が違います

　それにしてもこれだけ出来ることが凄い！



　ところが、、、

　世の中には私よりこだわる人が、、、

　この方の動画では数本の動画でこの刻印を極めています。その中でも結論と言える動画だけ貼っておきますが、お暇な方は全部見られると感激すると思います、、、なにせ私が感激しました。



　水を使う事、、、持ち手はヤッパリ折ってしまう事、、、シャコ万力で左右均等に力をかける事、、、かな？

　水を使うとクランプ時間は短く（1分ぐらい?）て済むようです、外す前にしっかり（24h）乾燥させればもっと固まると私は思うのですが、、、大丈夫なようです。

　この他にもレザークラフトのヒントが満載のチャンネルです、気に入ったら「高評価ボタン」を、引き続いて見て行きたい場合は「チャンネル登録」をお願いしますm(__)m。


　それと、セリアにもまた違ったクッキースタンプが有るそうです、、、省略しますが、、、(^^;)｡


　それでは縫って行きましょう

　菱目打ちは最初に買った4本打ちだけなので、、、

　左右の寸法合わせに苦労する。

　詳しくは過去記事を見てね。



　基本は菱目打ちの先端を押し付けて痕をつけます。

　そのまま終点までどんな感じで穴が開くのかを見ます。

　終点がキリの良い所じゃ無ければ、2回目から打つ位置を若干ずらして帳尻合わせをします。

　詳しくは前回の記事に説明の動画を貼り付けています。



　縫い目の長さプラス余裕分を計り、それの6倍にしました。

　厚みが有るので6倍にしたのですが、、、



　先ずは一つ目の穴に通し、、、



　一旦折り返してから縫い始めます



　縫い終わったらまた折り返します



　２目と３目縫い戻したら、裏で止めます



　糸が余りました、５倍で良かったですねぇ、、、



　5mmほど残して切ります



　ライターの火を近づけながらポリエステル糸を溶かして玉にします

　充分溶けたらライターの底でキュッと押したら終わりです。



　このままだと針がどこまでも横に傾いてしますので、真ん中に縫い目を作ります。

　４本菱目打ちで１回穴を開けます。

　そこを縫います



　フタのホックを取り付けますが、こんなポンチも有るんです、、、

　カシメの時に使ってます



　カシメの時はいくつも穴をあけるので、皮抜きポンチでは大変なので買いました。

　布と違って革は開けやすいですねぇ。



　取付完了

　刻印もう少し下の方が良かったかなぁ？



　ヨコはこんな感じ、随分削ったでしょう？



　下が切りっぱなしなんですよねぇ、、、

　コレでも困らないんですが、お約束の磨きに挑戦してみます



　コバ磨きはトコノールを塗って磨いたりするんですが、水だけでも良いと言う方も見えます

　トコノールは樹脂成分・ワックス成分が有るので、光るんじゃないかなぁっと思っていたら

　木工用ボンドも乾くと透明な樹脂になりますよね、、、コレが使えると言う方も見えました

　なので、、、やってみます



　台にボンドを置いて






　水を数滴、ボンドの量の倍くらい







　そのままでは接着しないくらい






　シャビシャビにします。



　切りっぱなしの部分がうっすら白くなる程度に塗り付けます。

　後は木の平たい面でしっかり擦ります
　丸い棒みたいな擦る専用の道具が有るんですが持っていないので、、、
　角が当たらなければ良いみたいで、布で擦っている人も居ました

　摩擦で熱くなるくらいに磨きます、ホントに熱いです

　濡れて乾くと固くなるのを利用しているのかなぁ？



　一応、ツヤは出たけど、、、

　綺麗じゃないですねぇ、、、

　疲れたのでこんなのでやめます



　曲がりなりにも完成です、、、

　長い記事に成ったなぁ、、、(^^;)｡



　オマケ！


　最初に作ったニトリのフライパンの取っ手カバーです

　切りっぱなしで汚いので、、、



　#240の紙やすりで角を削りました



　こんな感じ



　さっきよりもっとうすいボンド水溶液を塗ります



　摩擦熱で水分が蒸発する頃ツヤが出るみたい

　おしまい



　あ～～長かったぁ～











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