ボクの最初が、彼女の最後。だったら、今日を大切に。 | モテる方法:大人の恋愛心理戦略〜モテの流儀〜

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Photo by Christian Kaden

恋愛映画は好きですか?

今日は、「また明日」の前に、今日を大切に…
というお話。

 

こんばんは。黒岩@メンタルコーチです。

 

突然ですが…。

 

「恋愛映画は好きですか?」

 

ということで(どゆこと?)、今日は
どっぷり“きゅんきゅん”に浸りました。

 

作品は、

 

「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」

 

主演は、福士蒼汰&小松菜奈。
(イケメンと美女…って、最高かよっ!)

 

 

 

 

もともとは小説が原作の、2016年の映画で、
ちょっと前だから観たことのある人もいるん
じゃないかな?

 

 

あらすじ。

京都の美大に通う20歳の南山高寿たかとし は、
大学へ行く電車の中で出会った女性、
福寿愛美えみ に出会い、一瞬で心を奪われる。

一目惚れ…高寿は、勇気を出して愛美に
声をかける。

あまりに突然のことで、自分でも驚いた
けど、意外と盛り上がって、別れ際

「また会える?」

と彼女に聞くと、なぜか涙を流す愛美。

次の日、そしてまた次の日と会うに連れ、
心惹かれる2人は交際をスタート。

初めてのデート、初めて手をつなぎ、
初めて下の名前で呼び合う…。

そんな当たり前の“初めて”のたびに、
涙を流す愛美に戸惑いながらも、
ますます愛しさが増していく高寿。

けれども、初めてのキスをした日、
彼女が家に忘れていった“メモ帳”を
覗き見たことで、運命の歯車が音を
立てて動き出す。

「わたし、あなたに隠していることがある…。」

そして次の日、彼女が口にしたその秘密とは…。

 

…というのが、ネタバレなしのあらすじ。

 

以下、多少ネタバレを含むので、まだ
観てないかたはここで引き返すように。

 

たった30日恋するためにぼくたちは出会った。

いい?これから先は、ぜひ映画を
観てから読んでね。

 

ちゃんと警告したからね!w

 

…んで。

 

「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」

 

っていうタイトルからして、

 

「ん?昔からけっこうある
“タイムリープ”もの?」

 

って思ったけど、いい意味で期待を
裏切られた。

 

警告!(2回め)以下、ネタバレ含む。

 

実は、彼女は“この世界”の住人ではなく、
高寿の住む世界のとなりにある
“パラレルワールド”の住人。

 

その世界は、この世界と逆に時間が
進んでいる
んだと。
(※TENETみたいにまったく逆…というわけじゃなくて、
1日という単位で逆に進んでいく感じ。)

 

そして、

 

「たった30日恋するためにぼくたちは出会った。」

 

というサブコピーのとおり、ある周期で訪れる
30日の間だけ、この世界にやってくることが
できる…というわけ。

 

※「なんのこっちゃ?」って思った人、それでいいんです。

 

ボクの最初が、彼女の最後。

高寿の目線(つまり、ボクらの時間軸)で
見たら、いたって“普通”の恋愛物語なんです。

 

初めてのデート、初めての告白、初めてのキス、
初めて一夜を過ごしたあの日…。

 

だけど…。

 

改めて愛美の目線(逆行の時間軸)で見ると…
もぉ、切なすぎるんです。

 

だって、高寿にとっての「初めて」は、
彼女にとってはすべて、「最後」なんだから。

 

最後の一夜、最後のキス、最後の告白、
最後のデート…。

 

そうやって、一日ずつ愛し合った時が
失われていく。

 

そして、高寿にとって、一目惚れをして
2人が出会ったその日が、彼女にとっては、
もう二度と訪れることのない最後の日。

 

ますます好きになっていくのに、そして、
これから起こることをすべて知っているのに、
知らないフリをして、少しずつ“他人”に
なっていかなきゃいけないなんて…。

 

「わたし、いい恋人だった?」

 

って…( ;∀;)

 

「今」こそが、そこにある現実。

“映画”だから、創作の物語だけど、ボクらも
“現実”っていう自分の物語を生きているわけで。

 

そこで、

 

「また明日。」

 

そんな何気ないひと言を、“何気なく”
感じられるのは、

 

「きっと明日がある。」

 

ボクらは疑いなくそう信じてるから。

 

だけど、もし今日を最後に、その
明日がこないとしたら…。

 

今日という一日が、そして、今この瞬間が、
どんなに特別で、素晴らしい時間なのか?

 

そう考えたら

 

「うん。大切にしよう。」

 

…って、ボクは思ったんです。

 

この映画、できれば2回観ることを
強くオススメします。

 

そしてそのときは、ぜひ愛美の目線で。

 

そうすると、物語の始まりが、最高に切なく、
そして愛おしく感じるはずだから。

 

ちなみに、この映画のエンディング曲、
back numberの「ハッピーエンド」を
映画を観たうえで聴くと…歌詞と物語が
リンクしてて、ますます切なくて泣ける(T_T)

 

 

何かヒントや得るものが
あれば幸いですm(_ _)m

 

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