横浜海上保安本部で命を守る体験会! | 自分を生きれば人生もっと楽しめる!             人生なんでも予定外!

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人生なんでも予想外!私自身、長い間の家族問題、うつ病、摂食障害、アルコール依存症、薬物依存症などを
克服したことからアロマセラピー認知行動療法をとりいれたカウンセリングをしています。
ブログでは、病についてや日々の楽しみを綴っています♪

みなさん、こんばんは
またまたご無沙汰のChieです(^^ゞ

いきなりですが
みなさん、海に落ちたらどうなるか?
または一緒にいる人が落ちたらどうするか?
なんとなくでも考えてみたことありますか?!
もし、落ちたら、どうしますか?

私は海が大好きでよく行ったり
釣りもするので落ちたときのイメージは
なんとなくいろいろとしていました。

「海で水難事故多いので
ライフジャケットは必ず着けよう。」
と聞いていたけど、そんなに多いもの
なのだな。程度に思っていて
周りから「着衣の入水は
水着で泳ぐのとは違って身動きとれないよ」
と聞いていたため、
「落ちたら余力あるうちにまず服を脱ごう。」
「とりあえず、泳げるところまで泳いで助けを待つしかない。」
「周りに人がいたらロープなど放ってもらおう。」
など漠然と思っていました。

釣りではライフジャケットを着けているのですが
ライフジャケットは自動と手動があり
自動は水に浸かったら開くタイプ。
手動は自分で紐を引いて開くタイプ。
私は手動のライフジャケットなので落ちた時は
「まず自力でなんとかして力尽きたら
ライフジャケットの紐を引いて開こう。」
など思っていましたが・・・・

なんとなく考えていたことと全然違いました!

「浮いて待つことが大切!」

一緒にいる人が落ちたら
「竿やロープなどあれば差し出そう。」とか
「すぐに飛び込んで引き上げよう。」
と思っていましたが・・・・

「水に入らず救助する!」

昨日、横浜みなとみらい赤レンガの裏(先の海側)にある
第三管区海上保安庁本部で

「ライフジャケットの有効性や安全対策」
体験会へ行ってきて
実際に体験してみて今までの想像や考えていたことが
がらりと変わりました。
正しい知識はもちろん、実際に経験してみるって
本当に大切だなとつくづく思いましたよ

ます、パネルを見ながら講習会。

~自己救命策 3つの基本!~
・海に出るときはライフジャケットを着用しよう。
・携帯電話は防水パックに入れよう。
・海のもしもは118番へ!


自分が落ちたら・・・
「浮いて待つことが大切!」

人を救助する場合は・・・
「水に入らず、救助!」

その後に、訓練用の波や風がでるプールで
体験しました。


昨年40周年だったのですね。
おめでとうございます!!

訓練用プールの動画も撮ってきましたヨ

訓練用プールは普段は海と同じ温度の
冬なら6℃くらいに設定しているそうですが
今回は20℃くらいにしてくれたそう。
6℃だったら入った瞬間に心臓麻痺
起こしそう~
訓練もハードなんですね。感謝です

荒波の立つプールにワクワクしていたけれど
目の前にしたら緊張しました

ライフジャケットいつも着けていても
作動させた経験なしの私

自分の持っている同じタイプの
腰に巻くタイプで体験しました。

入水中、屈強な海猿さんがマンツーマンで
いろいろ指導してくれました

開いたら、浮き輪のようになって
体は縦型に浮くと思い込んでいたのですが・・・



これも全く想像と違い
腰を包むように開き
その時に、うつ伏せにならないよう
仰向けになるようにして
お腹あたりの部分を抑え
「その笛を吹いてみて」
と言われ
「あれ?!笛がある!!(*'▽')
私の持っているライフジャケットにも
笛が付いてるのか聞いたら
みんな笛付きだそうです。
これも知らなかった!!

次にライフジャケットを外して浮く練習。
「この浮き輪につかまってて」と言われ
フツーに浮き輪につかまろとしたけど
上手くつかまっていられない・・・
「なんでだろう?!なんか変、なんで?!」
と思ったら、意外にスニーカーに浮遊力があるため
足が上がってしまいフツーの動作ができないことが
後から分かりました。
その浮遊力も生かして仰向けに。

肺に空気を入れることで浮きの役割
するので、なるべく空気を入れておくために
呼吸は息吐くのは一瞬、すぐ息を吸う。
の繰り返し。

腰が下がると沈んでしまうので
お腹を真っ直ぐに。

波に逆らおうとせずに
なるべく
波の来るほうへ頭を向けて
浮く。

「これならある程度の時間は
浮いていられそう!!」
と思った瞬間
鼻から、水が思いっきり入ってきて
ちょっとパニック
体制崩してしまい
咳き込んでしまいました。
咳き込み始めると
体力消耗してしまうものだな。
なんてことも実感しました。、
鼻から水が入ってきてしまうのは
仕方ないようですが
顔(目)に水がかかっても
仰向け状態では
鼻の位置は上にあるので
鼻さえ出ていればよい感じで
パニックにならないことが大切
だそうですよ。

普段から何かを待つのが苦手な私。
救助を待つなんてできるのか?!
と思っていたけど
これが最善の方法なのだと
もう迷いがなくなりました

ライフジャケット有りと無しでは
浮く労力と安心感が
断然違います!
今まで、とりあえず着けていればいいと
ゆるめに腰に着けていたけど
肩に着けるタイプなど
引き上げる際にすっぽ抜けて
しまう危険があったり
浮きより下に顔が沈み
溺れることもあるそうで
ライフジャケットを
しっかり着ける
大切さを実感しました。

救助する側になった場合
「入水せずに!救助」です

ペットボトルの有効性についても
大変勉強になりました!
クーラーボックスも浮き代わりになりますが

なんと、500mlのものでもOK!
中身が入っていたら
重りにするために中身を少し残して
捨てて、落ちている人へ向けて
投げる。
釣り竿などあれば、糸の先へ
結んで、投げる。
その際に、落ちた人より遠くへ
飛ばせれば糸で引き寄せられるので
OK!

ペットボトルを浮きにする側の人は
ペットボトルをお腹あたりに
抱えて持つ。
私は2ℓのペットボトルで体験しましたが
本当に浮いているのが楽でした

子どもが落ちて親が飛び込んで
親のほうが亡くなってしまう悲しい
ニュースききます。
子どもは浮遊力あるので
助かりやすいのだとか。

玉網や投網のようなもので
すくったらどうか?なんて漠然と
思ってしまうのですが
もし実際に子どもが落ちたらパニックにもなり
すぐに飛び込むのだろうなと・・・。
そうならないためにも前もって
対策ですね!

他に出来る対策は
・海へ出かける際は、家族に
どこへ行き、何時頃戻る予定か
伝えて出かける。
「一人暮らしの場合どうすれば良いですか?!」
と質問したら
「そういう場合にこそ、ライフジャケットや
携帯の防水パックが必要だし
まずは一人で海へ行かないほうが良い。」
(落ちる可能性のあるような場所)
とのお答え・・・当然ですね

今回、想像以上に大変勉強になり
ライフジャケットの使い方はもちろん
安全対策も知ることができ
安全意識も急上昇

機会をいただきお世話になった
海上保安本部の皆さま
日刊スポーツ記者の寺沢たかしさま
水中や集合写真もいただいた
つり情報社の根岸伸之さま
マルキュー船インストラクター佐須智明さま
森本義紀さま
参加された皆さま
大変ありがとうございました!!