始めに、何度もお断りしておりますが、これは私自身の記録を兼ねている部分もございます。その為に、個人的な主観や思い込み 記録としての画像が出てくるかと思いますが、そういった物を見たくない人は、どうかこの記事はスルーして頂いて結構です。
ただ私も今回の腎臓癌の手術の前に、こちらで腎臓癌の手術をした方のブログは、専門的な資料とは別の形で大変参考になりました。
もし、このブログを何年か先に見つけた方がいた場合、ひょっとしたらほんの少し参考になることがあれば良いのではないかと言う思いで、癌が見つかった翌日の3月24日から続けております。
さて、ここからは医学的な資料を参考にしながら文章を進めていきます。
腹腔鏡による手術は、全身麻酔で行います。
病室から手術室までは、本人が点滴をしながらトコトコ歩いていきます。ドラマのようにベッドに運ばれて行くようなことは、他のネット記事を見てもほとんど無いようです。
手術としては、腹部から腹腔内を経由して行う場合と、側腹部から腎臓に到達する方法があります。
腎臓を部分切除する方法と全摘除の方法がありますが、私の場合は腫瘍のできた場所が血管に近かったために、全摘除となりました。
手術時間としては、麻酔 手術の準備などを入れて、およそ5時間から6時間。
手術開始時間は、前の手術時間が遅れると、その分 予定より開始が遅れる場合もあります。
※因みに私の場合、一時間ちょっと遅れました。
手術でお腹を切る場合は、側腹部に直径1~2㎝の操作孔を開けて、カメラ(内視鏡)を体内に侵入します。 この他に操作孔から鉗子などを入れる孔と、摘出臓器を取り出すために2~10㎝程の傷が必要になります。
そして手術終了時には、操作孔の一つから体内の出血等を体外に排出するための管(ドレーン)と尿を出す管(フォリイカテーテル) それ以外に 点滴2から3か所 酸素マスク など付いた状態で手術室からICUに行く訳です(通常は一泊)
腹腔鏡手術は、開腹手術より術後早期の回復が期待できるので、術後の翌日から歩行訓練を始めたり、水分摂取も翌日から(ガスが出れば) 食事も翌日~翌々日には出来るようになります。(ガスが出れば)
こうして数日後にはドレーンやカテーテル、点滴も取れるようになり、
一週間後には、問題無ければ抜糸もできます。(今は糸でなくホチキスの親分のようなものの場合は、バッカンと言います)
さて、ここからは、最初にお話をしましたように、退院して10日後の
私の傷跡をご紹介させていただきます。
何分にも鍛えていない還暦の身体ゆえ かなりお見苦しいかと思います。ですから、見たくない人は、ここから戻るのボタンを押してください。 この手の傷跡は、見るのが嫌いな人も沢山いますので、決して無理強いも致しません。
あくまで参考と記録の為の公開となります
では、どうぞ・・・
やはりとてもお見せするものでもないと、改めて感じますが、それでも
毎日傷口をチェックしている看護師さんに言わせると、傷口は非常にキレイだという事なので、一応私も、やや勘違いして載せさせていただきました。