馬と比べちゃ勝てるわけない | 脳内ぐらふぃてぃ

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頭の中の落書きをなんとなく書きます。

昨日会社の暑気払いでした。

相変わらず社長が知り合いの芸人さんというのを呼んでくるのだけど

まぁつまらないわけで

しょうがないから芸歴40年以上(小学生からお笑いを見続けている)の私が

きっかけを振ってあげたりしてるのに

拾えない芸歴うん十年の芸人さんたち・・まだまだね。

 

笑いはね

間合いとタイミングよ!

 

あ、久しぶりの投稿なのに前置きが愚痴っぽくなってしまった..

こんにちはー。

 

さて、今日は乗馬のお話。

初めての体験乗馬でお母ちゃんのイケてないスパッツで騎乗してから11年・・

 

よく「なんで乗馬始めたの?」と聞かれます。

「昔から動物が好きだったから・・うんぬん」と答えるものの

なんとなく違う感じがしていました。

馬はなぜか特別な生き物の気がしていたから。

 

象とかライオン、トラ、チーター、熊とかも敬意を払っているけど日常生活にはいないわけで。

ちょっと足を延ばせば触れられる大きな動物、それが馬なのです。

牛もいるけど乗れないし。

 

 

乗馬を始めた理由、それを率直に言えば

馬に興味があったから

馬に乗ってみたかったから

馬に乗ると楽しそうだったから

 

だと思います。

 

事実、スパッツで乗ったあの日めっちゃ楽しかった。

もう「ここに馬がいるのねー」って思っただけで気持ちが高ぶり目がばっちり覚めるくらいの興奮を覚えました。

 

かつて二足歩行の異性に対してこんな気持ちになったことがあったろうか?

いや、ない。

 

そして馬は想像以上に素晴らしい生き物だった。

 

楽しい、から上手くなりたいに気持ちが変わって行くと共に

乗馬は優雅なスポーツではなく(そう見えるだけ)、全身筋肉痛になるという

ものすごくハードなスポーツであることを知り、

出来ない悩みや季節とか体力的な辛さ、自分に対する悔しさも知り、

馬の世界の現実や厳しさ、悲しい出来事も知り、

もっともっと馬が好きになるのであります。

 

人間は

好きになる=もっと知りたい=コミュニケーションを取りたい という欲求にかられるらしく

物言わぬ生き物とどうコミュニケーションを取るかというと

全てを表情やしぐさ、目線などで読み取るしか術がない。

 

かつて、気になる二足歩行の異性の気持ちをこれほど知りたいと思ったことがあっただろうか?

いや、ない。

 

言葉があるのにそこまで思った記憶がない。

逆に言葉が通じるがためにムカついたりする。

 

 

騎乗において馬との会話は全身で馬の反応や動きを読み取るしかない。

そこがいま私にはまだまだ足りない技術であり能力であり、

もはや(馬は外国人か?)くらいの会話の通じなさだったりする。

 

「カタコトなら通じるが詰めた話は出来ません」

「旅行なら買い物くらい出来るけど、住んでみたら現実突き付けられて凹んだ」

くらいのレベルである。

 

もっともっと馬を感じなければいけないと日々努力するのである。

努力と言っても本や動画を見たり、筋トレくらいしか出来ないのであります。

 

かつてお付き合いした二足歩行の異性のためにこれほどの努力をしたことがあっただろうか?

いや、ない。

全くない。

しようと思ったことさえない。

 

 

イメトレして(今度こそ)と思い馬に跨るのだけど、

一生懸命になりすぎて自分よがりになり馬からのメッセージを受け取れないことが多々ある。

これじゃ彼女がなんで怒っているのかわからない彼氏ではないか。

これではいかん。

 

 

しまった・・またやっちまった。

と騎乗後、猛省の日々でもあります。

 

好き、馬。

 

 

お付き合いしていた人からもらったプレゼントで喜びを感じたことはないけれど、

自分の扶助を馬が受け入れてくれたときの喜びはひとしお。

ご訪問頂きありがとうございます愛