ライブは楽し

磐田市が主催する「いわたde音楽フェスタ」に出演した。

「みなみ~ず」というバンドで。

このコロナ禍で市の主催ライブが開催されること自体、驚きに近いものがあるが、家に籠りっきりの暮らしで出掛けるのも億劫になっていたところを腰を上げようと思わせてもらえたことに感謝いっぱいで出演させてもらった。

本当はスタッフ仕事もしなくてはいけない立場なのだが、手術後で体調万全ではないことを理由に、みなみ~ずの出演だけさせてもらうことで甘えさせてもらい、重ねて感謝感謝のライブだった。

みなみ~ずとしては、バンドの練習はおろか、もう1年も3人で顔を合わすことすらなく過ごしてしまい、ぶっつけ本番となるので、最も歌い慣れた選曲で一年振りのライブに臨んだ。

・僕の胸でおやすみ(かぐや姫)
・童謡メドレー
・神田川(かぐや姫)
・落陽(吉田拓郎)

進行時間の調整のた急遽もう一曲をということで、

・愛をこめて(南こうせつ)

舞台に立つと、
応援に駆けつけてくれている何人かの音楽仲間と目線が合い…、みなみ~ずを応援に来てくれているかどうかは定かでないが、手前勝手にそう思うわけで…、もうそれだけで胸が熱くなる。

いよいよ歌い始めると、なんと涙してくれている音楽仲間の姿が目に入り、もらってしまいそうになる。なんてありがたいことだろう。

3人の掛け合いおしゃべりはイマイチだったりもしたし、歌と伴奏が合わなかったりもしたが、なんとか滅茶苦茶にはならない程度に演奏し終えることができた。

透析で喉が枯れてしまうという恐れとの闘いもあったが、それはまた別記事で書くとして、どうにか声も出たようだった。

楽しかった。
充実した気分だった。

舞台を降りると、市長も様子を見に来てくれていて、
「楽しく聞かせてもらいました。歌はいいですね」
「ありがとうございます、開催に感謝いっぱいです」

出番が終わったら失礼しようかと思っていたが、音楽仲間の出番を見たい気持ちも大きくなり、とうとう最後まで聞かせてもらった。

一日、音楽と仲間の中でワイワイ笑って歌って過ごして、大いに弾みがついたので、手術の傷跡はまだ芳しくないが、もう少し出かけるようにしようと思った。

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