呼吸器系(2)

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呼吸器系

呼吸器系
4.気管、気管支
・喉頭から気道が左右の肺へ分岐するまでの部分を気管といい、そこから肺の中で複数に枝分かれする部分を気管支という
・咽頭の大部分と気管から気管支までの粘膜は腺毛上皮で覆われており、吸気中の異物は、気道の粘液に絡め取られ、腺毛運動による粘液層の連続した流れによって咽頭へ向けて排出され、唾液とともに嚥下される
5.肺
・肺は、胸部の左右両側に1対ある臓器
・肺自体に肺を動かす筋組織はないため、自力で膨らんだり縮むのではなく、横隔膜や肋間筋によって拡張、収縮して呼吸運動が行われている
肺胞
・肺の内部で気管支が細かく枝分かれし、その末端はブドウの房のような構造となっている
・その球状の袋部分を肺胞という
・肺胞の壁は非常に薄く、周囲を毛細血管が網のように取り囲んでいる
・肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している組織を間質という
・肺胞は、粘液層や綿毛によって保護されておらず、異物が入り込んだときは肺胞マクロファージが捕食して消化することでそれらを取り除いている
ガス交換
・肺胞の壁を介して二酸化炭素と酸素のガス交換が行われる
・ガス交換では、血液から二酸化炭素が肺胞気中に拡散し、代わりに酸素が血液中の赤血球に取り込まれる

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2021.11.24 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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