感覚器官(4)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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感覚器官

3.耳
・耳は、聴覚情報と平衡感覚を感知する器官
・外耳、中耳、内耳からなる
・側頭部の左右両側にあり、音の立体感を認識することができる
1)外耳
・耳介と外耳道からなる
・耳介は、軟骨組織が皮膚で覆われたもので、外耳道の軟骨部に連なっている
・外耳道の軟骨部には耳毛が生えていて、埃が入り込むのを防いている
・外耳道の耳垢腺(汗腺の一種)や皮脂腺の分泌物に、埃や外耳道上皮の老廃物などが混じって耳垢となる
2)中耳
・鼓膜、鼓室、耳小骨、耳管からなる
・鼓室は、耳管による鼻腔、咽頭へ通じている
・鼓膜の内外に気圧差が生じると、耳がつまったような不快感を感じるが、顎を動かすなどの耳抜き動作によって意識的に耳管を開けると回復する
・小さな子どもは、耳管が太く短くて、走行が水平に近いため、鼻腔からウイルスや細菌が侵入し感染を起こしやすいと言える
3)内耳
・蝸牛と前庭からなる
蝸牛(聴覚器官)
・渦巻き形をした器官
・内部はリンパ液で満たされている
前庭(平衡器官)
・内部はリンパ液で満たされている
・耳石器官は、水平、垂直方向の加速度を感知する
・半規管は、体の回転や傾きを感知する
・乗物酔いは、反復される加速度刺激や動揺により、平衡感覚が混乱して生じる身体の変調

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2021.12.05 01:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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