夫婦カウンセラーの立木ミサです。
面会交流の事例に携わっていると
いろいろ過ぎて、いろいろな思いが通り過ぎていきます。
子供に全く会いたがらないというか、
関心のない親がいれば、
その元妻は子どもに会ってもらいたいということもあります。
子供のためにということなのですが、
関心のない親に会わせるのはとても難しく、
なおかつ子供にとってもいいことはないように思います。
全くそもそも関心がないのにわかっているのに
会いたがるふりをする親もいます。
婚姻生活が続いている間は子ども罵倒し続けていたくせに
離婚したとたんに会いたがる、なんてことも。
モラハラ夫やDVに多いです。
またやたらと面会にいちゃんもんをつけてくる養育親も。
ピリピリしていて、そういう親は
離婚原因を作っている側だったりすることも。
相手に特段の問題がなくても
自分の愛情に自信のない親は
会わせたがらないし。
そして、離婚後やたらと子供に会いたがる。
いっしょに暮らしているときは、浮気だ仕事だで
なんの関心も示さず
ワンオペ任せだったのに・・・なんていうのも多いですね。
失った時にはもう遅いですよね。
ややこしいというか、
ずるい大人の思考はおいておいて、
せめて「子どものために何が最善か」ということに
視点なり、思考なり、絞れないものでしょうか。
絞れないのでしょうね。
夫婦が別々の道を歩くことは
しかたないし、ときにはそのほうがいいこともあるし、
子供はどうするのか。
何が最もよい道で、
何ができるか。
別々にということなんですけれど。
難しいのですかね。
やはり。
ドライにはいかないものなのかな。
もう少しドライに「子供のために」という言葉を
考えて実践できたらいいのにね、と思います。
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