1/700 フランク・ノックス その1 | 模型工房 Autarkie

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艦船模型を中心にスケール模型を製作していきます。

いよいよ12月、私自身も結構忙しいのですが、皆さんもお忙しいことと思います。

年末年始はどうなることやら、今から考えると少し憂鬱です…

 

さて、今回は前回予告した通りギアリング級フランク・ノックスのご紹介です。

(1944年12月のフランク・ノックス)

 

フランク・ノックスは1944年末に就役し対日戦に従事、朝鮮戦争、ベトナム戦争を経て1971年にギリシャ海軍に引き渡されテミストクレスと改名、90年代初頭に退役し2001年に標的艦として沈没しました。

 

フランク・ノックスですが、前回のギアリングと作り方などはほとんど変わらないのでいきなり塗装後の画像からご紹介します。

今回は1944年の迷彩塗装での制作となるため細かな塗分けの後甲板に路側帯のデカールを貼っています。

そのため、細かいパーツは破損の恐れや塗分けの関係から塗装後に取り付けています。

各種艤装を搭載。

前回のギアリングと同様に主砲の砲身はレジンパーツの防水布部分を真鍮パイプで作り直しました。

今回は第2魚雷発射管搭載時での制作です。

見た目上の大きな違いの一つになっています。

私が制作したギアリング級2隻目ですが、日本艦と同等かそれ以上に情報量の多い艦です。

各種救命艇の搭載や張り線をしてウェザリングまで完了。

迷彩塗装艦は塗分けが大変ですが非常に模型映えしますw

路側帯があることで人の導線が見えてサイズ感が増す気がします。

 

私自身は日本艦贔屓を自覚しているのですが(笑)これは格好いいと素直に思ってしまいますw

米艦の飾り気のない合理主義一辺倒な作りは言ってしまえば究極の工業製品な訳で、それが美しくないわけがないんですよねw

 

さて、次回はフランク・ノックスの完成品画像のご紹介になります。

それと、年内には次の制作品のご紹介をしていこうと思っています。