数年前、外務省の領事と雑談していて慰安婦像の話になり、外務省が各地でどういった対応をしているか具体的に教えてくれました。私がちょっと驚いて「え?外務省は慰安婦像設置に反対しているんですか?」と聞いたら、あちらも驚いて「もちろんですよ」と。
(もちろん外務省が慰安婦像阻止のために情報収集しているとはおもっていましたが、はっきりとした言葉を聞いたのはこれが初めてだったのですよ)
私の知る限り、2015年に慰安婦像建立計画がシドニーで勃発したときに外務省はとても非協力的でしたし、それ以前から私はダーウィンで明らかな反日工作が行われていることや、韓国系の教会の動きなど知らせても、答えは「そうですか、情報ありがとうございます」のみ、暖簾に腕押し状態だったので、立腹した様子で慰安婦像設置阻止について話す外務省領事を見たのは初めてでしたから、つい「えぇ?外務省は慰安婦像設置に反対しているんですか?」と聞いたのです。
いやはや、それならそうと言って欲しかった。
外務省は見えないところで慰安婦像阻止に動いていたのかもしれませんが、表向きは全くノータッチ。積極的に動いていた在豪邦人は右翼と罵られ大変でしたが、一番辛かったのは他の在豪邦人たちからも白い目で見られたことです。
慰安婦像が建ってしまえば日豪分断は深まり、日本人への差別にもつながります。我々がやっていることは在豪邦人、とりわけ日系の子供達を守ることになるのに、その日系人ネットワークは非協力的で、さらには反対運動をしている我々は差別主義者認定され、地域社会で本当に孤立しましたよ。。
あの当時、外務省大使館が一言でも「慰安婦像設置に反対する」と表明してくれていれば、我々も孤立しなくてよかっただろうと残念に思います。 左翼系日本人は領事館が黙っていることをいいことに私のような保守派の日本人に圧力をかけてきましたし。
外務省ができることは限られているのでしょうが、一言表明することぐらいは出来たのではないかでしょうか。攻撃されて炎上するのが嫌だったのかもしれませんが、おかげでその攻撃の矢は全て民間の活動家に向きましたよ〜と言う愚痴です。この次は少しでもできることを表立ってやって欲しいと思います。