前回は薬局エリアマネージャーに初めて就任した人達が、着任直後になにをすべきかをお伝えしました
前回の記事はコチラ
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まず大事なのは「現場との信頼関係の構築」です
それでは次になにをしたらいいでしょうか?
①自分の役割、立ち位置を理解する
薬局エリアマネージャーの役割、立ち位置とはなんでしょうか?
現場の改善であったり、スタッフの教育は重要な事である事は間違いありません。
ただここで気をつけたいのは
エリアマネージャーは現場で率先して改善を行ったり、
スタッフの教育を直接行う立場ではない
という事です!!
店舗業務の改善、スタッフへの注意や教育を現場で中心になり行うのは
薬局長もしくは店長(ここでは店舗管理者とします)です!!
これは重要!!
あくまで店舗管理者に対して改善の提案、指示を行う。
またスタッフへ注意すべき点や教育の提案や指示を行う。
これがエリアマネージャーの役割です。
そしてエリアマネージャーは現場からは一歩引いた後ろから提案や指示を行い、
その結果に対してフィードバックを行う立ち位置です!
コミュニケーションと信頼関係という意味では現場スタッフ一人一人と、という事が大切ですが
実際に業務を遂行する上ではあくまで店舗管理者を通して現場に落とし込む事が大切です。
これを怠り自ら現場を率いてしまうと、自分達の直の部下である店舗管理者の人達から信頼を失います。
また自ら動いていると行える仕事量も限られる為、残せる結果も限られてしまいます。
②結果にコミットする
ライザップでありませんが、エリアマネージャーに求められるのは結果です!
まずは目標を明確にしてできたら数値で表し
成果にこだわりましょう。
結果は全て数値で表せるものばかりではないですが、数値管理は非常に重要な役割です。
常に数値、結果を意識して目標を立て、
その目標達成の為の道筋を決め、遂行します。
この時に、最初に現場と信頼関係を築いているかが非常に重要になります!!
③まとめ
エリアマネージャーの役割は現場で奮闘することではありません。
これはマネジメントをする役割であればどこでも同じ事です。
店舗管理者以下、管轄店舗各店がしっかりと成果を出せるよう
しっかりと店舗や人を見て考え
適切な提案や指導を店舗管理者に行う。
エリアマネージャーが教育するのは薬局長、店長といった店舗管理者です。
薬剤師エリアマネージャーは、一薬剤師として現場に入る機会が多いからこそ、
「自ら動くのではない」という事を常に意識するようにしていきましょう!