ゆうの日単「己事究明」

ゆうの日単「己事究明」

滋賀県東近江市能登川町にある禅寺、大徳寺の住職です。「禅は己事究明である」とは、学問の師の言葉。日々の活動や思ったことを気ままに更新していきます。見て楽しんでいただけたら光栄です。

本日5月5日は、端午の節句カブト

大徳寺では、玄関に鎧兜を飾っております。

例年は書院の床の間に飾っておりましたが、それでは見る人がいないということで(^^;)、寺庭の発案です。

 

大型連休もあとわずかですね。皆さん連休を楽しまれたでしょうか。

今年は好天で、昨日は地元の奇祭、伊庭の坂下しも無事おこなわれました。

境内は新緑クローバー

緑は美しいですが、草との戦いが始まります。

山門の改修工事が完成に近づいています。

屋根瓦が本格的に入れ替わりました!キラキラ

今日は屋根の上に登って撮影。

迫力があります。

 

こうして上から間近で見ることは、当分ないでしょう。

しっかり撮影しました。大変貴重な機会でしたお願い

 

この角度から本堂をみることもなかなかない。

遅ればせながら、本日4月13日にお釈迦様の降誕会、「花まつり」を開催。

良い天気の中で、本堂の戸を全部開けて行いました。

本堂内のストーブは、もう片付けて良さそうですニコニコ

そして山門の工事は、順調に進んでいます。

新しい屋根瓦が設置されつつあります。

本日4月7日は、当寺の法源地である、市内の瓦屋寺毎歳忌。

大徳寺は江戸時代の中期に復興されているのですが、その際に勧請中興開山となったのが、瓦屋寺の中興開山である、香山祖桂和尚(1615~1686)です。

 

香山祖桂和尚の毎歳忌が毎年4月7日に開催され、近隣の和尚が集います。

大徳寺の中興開山、密雲祖印和尚は、瓦屋寺にて修禅に励んで法嗣となりました。

瓦屋寺と香山祖桂和尚は、大徳寺にとって欠かせない大切な存在です。

感謝の念をもって法要に出頭しました。

3月も間もなく終わるこの季節、一気に暖かくなりました。

すこし遅かったですが、もうすぐ桜も満開ですね桜

さて、大徳寺の山門屋根改修工事は、基礎の工事が無事終わり、次は屋根の改修。順調に進んでおります。

足場が組まれ、いよいよ屋根瓦が入れ替わります。

とても楽しみです!キラキラ

 

さて、この3月末に大本山妙心寺では、管長猊下が交代されます。

明日と明後日は、交代の行事が行われます。

好天のもと、無事儀式が行われることを祈ります。