幼い頃から食べることが好きだった。
母手作りの素朴な家庭料理を、
家族で囲んだ温かな食卓──。
大人になった今は
一人で作って一人で食べて「私は天才かっ」と一人で叫ぶ。
季節外れのローストチキン。
深夜に食したホヤ。
カビの生えたパンだってちょいちょいっと削れば、
あらおいしい。
少し孤独。けれど食欲全開、今日も幸せ。
雑誌「クロワッサン」の連載をまとめた極上の食エッセイ。
もう全てがツボ!なエッセイを読めました!幸せ!
いまいち阿川さんについてはよく知らないのですが、
とにかくまずお育ちがよろしい。
品の良さが、お料理やお食事の習慣にも
存分に出てらっしゃいました。笑
そしてとにかくおいしそう!
読んでてお腹が空くことは必至。
特に食べてみたいと思ったのは
やっぱりローストチキン!
こんなん家で作れるの?
という感じですが、食べてみたいなああ~。
何よりこの題名が最高だと思うのです。
そうそう、残るは結局食欲なんだよなあ~。
名言です。
なんと嬉しいことに、続編があります!
「娘の味」、「魔女のスープ」、
絶対読みたいと思います!
なんなら、シリーズとしてはこの2冊ですが、
他にもまだまだ楽しそうおいしそうなエッセイが
いっぱいなよう!最高です。