数年前に傾眠状態になってから、

おばあは、ごはんは自分で食べれません。

スプーンも持てません。



しかし、なぜか薬を飲むときは


目を閉じていても、


聞こえなくても、


おばあの手に渡すと自動的に口に運んでくれます。








↑↓自動的にスーパースロー再生








おばあの黄金の左手が

手のひらに薬を察知すると、

ゆっくりゆっくりプルプルしながら

動き出し、

口までスーパースローな動きで

ちゃんと運ばれ、

薬は無事に投函されます。

その後、すぐにお湯を飲ませてあげます。

眠り姫の日はできないときもあります。



昔元気な時に、よくこうやってチョコレートを

渡していたので、

その感覚が残っているのかもしれません。


おばあの不思議な特技です。