おばあは数年前から完全にミキサー食ですが、
基本的に、ご飯(ミキサー食)も栄養ジュースも飲むのを嫌がります。
栄養と水分を取らないと危ないので、
おばあの手が下がるのを待つ持久戦です。
おばあは日に日に進化して、
現在ではたくさんの関門(通るのに難関な難所)
ができています。
第一関門は手です。
ベットを起こすために少し動かしただけで
ジュース飲まされると気付いて、
すぐに手が出てくるようになりました。
↓敏感に察知する手
第二関門は口です。
手をおろすのを待って、
ジュースを口に入れようとしても今度は口を固く閉ざします。
口周りの筋肉が日に日に鍛えられて、頑なに開きません。
第三関門は舌です。
今度は口がゆるむのを待って、
ジュースを口に入れても、
舌でおさえてるのか、ジュースが入りません。
そんなおばあですが、
この日は奇跡的に、ジュースを顔に近づけたら
自ら口を開けてくれました。
開かずの扉が開いた感動です。
その後は3口くらい飲むと
いつものように手で口をかくされてしまいました。
関門のサービスタイムは、かなり短いようです。
そんなこんなで、
厳しい関門との戦いは今日も続いております。