先日、父(おばあの息子)が誕生日を迎えました。

 

この日はラッキーなことにおばあが起きていた日だったので

 

ソファに仲良く並んで父がおばあに大声で伝えます。

 

「私は今日誕生日、おめでとうございーますっ」

「あんた・・?今日・・?」

 

何度も自分でおめでとうございますを言うお調子者の父。

 

「そう。73歳、おめでとうございーますっ」

 

 

「73歳、おめでとうございーますっ」

めげずに繰り返すと、やっと伝わったようです。

 

おばあ「あんた、おめでとうございます」

「あんた」と「おめでとうございます」のいまだかつてないコラボレーションが生まれました。

 

「そうです、パチパチパチパチ👏」

 

ご満悦の父。

 

 

父が続けて

「あなたは(次の)2月で106さい」

と言うと、

 

おばあは何かを聞き間違えたらしく、

 

と容赦なくべしっと左手で突っ込み入れました。

 

それまでちょびちょびとしか動かせていなかった手が

 

突っ込みの時だけ急に俊敏になりました。

 

おばあの黄金の左手の動きが今日も健在で、ホッと安心した我が家です。