要介護5で独居、胃瘻での後見業務 | 横浜 コーディアル司法書士 所博之

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LECと伊藤塾を通じて司法書士講師業25年のキャリアを活かしたブログ

今年のGWは、神奈川県の金時山にハイキングに行きました。

標高1212mのため、富士山もしっかりと眺望でき、歩くことがそれほど苦にならないルートでした。

昨年のGWは、自宅近くの探訪を兼ねた散策がせいぜいでしたが、今年は、県内のドライブを兼ねた遠出となりました。

 

金時山の登山口は、箱根町仙石原からでしたが、山頂のショットでは、静岡県小山町となっていて、神奈川県内と思っていただけに、コロナ禍で県境を越えていたことに少々気が引ける思いでした。

ですが、人気で初心者向けの金時山だけあって、小さな子供と一緒に家族連れが多いことに、驚いた次第です。

 

          富士山を背景にさんちょうでの

  富士山を背景に山頂でのショット

 

おかげさまで、今年で事務所開設し9年目を迎えることができています。

いつのまにか成年後見業務では、指導監督を担当する成年後見センター、リーガルサポートの役員を担い、ベテランの仲間入りとなっています。

今までは権力者を抗う立場だったのに、いつのまにか権力者側の立場になっている自分に驚いています。

 

さらには、コロナ禍では、まだまだ大勢の高齢者が生活している施設に入居している被後見人との面談はままならないですが、昨年、海外旅行中に脳溢血で倒れた方の成年後見(要介護5,独居、胃瘻、身体及び精神障害あり、以下「本人」という。)では、まだ66歳で一人暮らしのため面会制限がないこともあり、後見人として最低でも1ヶ月に1回の本人の自宅訪問での面談が出来ています。

 

本人は胃瘻ですが、自宅近隣のデイサービスセンターからの訪問看護やヘルパーさんの介護等により、無事に、本人の意向に沿う一人暮らしの生活が出来ていることに安堵しています。

 

本人は認知症ではないため、私との会話も成立し、昨年末のクリスマスには、私が車椅子を押してもらったりできる家政婦さんと介護タクシーを派遣し、本人が希望する買い物も出来ました。

 

また、後見人である私から、本人が失くしてしまったスマホの機種本体を購入し、今までの電話番号が使用できるようSIMカードを取り寄せをしたりと、本人が望むスマホも持つことも出来ています。

 

本人は、自分の生活に後見人の必要性を感じているためか、いつのまにか、私も、本人の意向に沿う生活のための後見業務をしようという気持ちが強くなっています。

 

まだまだ未熟ですが、日々の業務で、後見人として少しずつ成長を感じています。

 

 

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