どうもこんばんは、紫宮月音です。

ふらふらっと、時折やっているタロットの絵解き……といっても

がっつりしたのじゃなくって、わんこそばみたいにがさがさっと次から次へと引いて

浮かんだことをメモしていく、なんか筋トレみたいな脳トレみたいなやつを、メモがてら。

 

イラストだと、30秒ドローイングみたいな感じ。

深く考え込まずに、でてきたものを出力する頭の体操みたいな。

ちょっとなまってるなーっていうときにちまちまやると

あら不思議、読解力の経験値がたまります。指の運動にもよいです。

 

その時その時ででてくるものも違うので、

内観の補助にも使えそうです。

デッキをその都度変えれば、気分も新しくできますし。

 

最初はさっと1枚引きでざくざくやってって、

少しずつ2枚 3枚 と枚数を増やしていって

後半はきままに赴くままに引いて、

そこに何が浮かび上がってくるのかを見ていくみたいな。

準備運動、助走、本走 ラストスパートみたいな。

 

テーマについて深く掘り下げていく読み解き方も大事だけど

このカードはこれの事だな、という直感力を養うのも、

リーディングの精度をあげるのに欠かせないですね……

ほんとにうっかりするとちぐはぐしてしまいますから、

文章力の構成とは別に、こっちも別でめっちゃ大事。

なんか書くっていう気がしないなーっていうときにやると

翌日にはすっきりしやすくなります。そして寝付きも少しよくなります。

 

 

 

 

1 カップのキング 逆

 

感情の奔流 逆流 洗い出し 流されていくもの

大きな流れのために、一度きれいさっぱりとリセットをする時期に差し掛かっている

すべて手放したと感じる後に、何がいったい残っているだろうか?

逆に何がどれだけ、外へと流れ出ていっただろうか?

感情の断捨離 整理整頓 荒波でしけっているのであれば、鎮めるための歌声を。

 

2 星 逆

 

血の源と、地の源。源流を辿っていく。

流されていく根っこを辿って、源へと辿りつくこと。

底まで落ちたということが把握できるのであれば、そこから如何様にして這い上がっていくのか、

その術をどれだけの忍耐と継続をもって取り組んでいくことができるのかどうか。

 

3 運命の輪 逆

 

逆巻く流れ。これはヒントである。自然な流れに身を任せるのではなく、

流れにムキになって抗ってはいないだろうか?

流されていく最中であったとしても、それをヨシとして受け入れているのと、

それは嫌だと拒絶をしているのとでは、エネルギーの消費量に違いがある。

 

4 ワンドのエース

 

物事の奥底にあるもの。清濁合わせもった部分に隠れている、本音の部分。

それが誰かにとってのものではなくて、自分にとっての真実であるならば

ためらいも迷いも手放して、手掛けていけばいいとただそれだけは、理解っているもの。

時には不要な想いをあえて焼き尽くして消し炭にすることも必要だろう。

 

5 カップの5 逆

 

感情の喪失、というよりも溺れきった状況からの脱却。

飲み込まれるのではなく、飲み干して自分の糧にするような感覚。

それが美酒か毒かを気にしすぎずに、どちらだったとしても対応できる強かさを養うためのもの。

未熟であれば、成熟させて風味を増せばよい。古びてしまったのならば、新しいものと入れ替えればいい。

 

6 ペンタクルの7

 

失われたものの、形を確認する。想定や推定ではなく

自らの手でまさぐって、確かめていく工程。

そのうえで、次の実りに向けての段取りを決めていくのだ。

故に全体をくまなく眺めなければいけない。

豊かに実ったところも、腐り落ちてしまった土壌すらも。

 

7 カップの4 逆

 

溜め込んだものをぶちまけていく作業。

もちろん、後片付けをするのはほかならない自分自身なのだけれど

きれいに片付けできるかどうかを気にするよりも

洗いざらい気の済むまでぶちまけていくことのほうが、発散するのに重要である。

 

8 ワンドの10 逆

 

猜疑心からの開放、あるいは自尊心の回復の傾向。

背負っている荷物の持ち方が、以前よりも少しずつ身についてきたのかもしれない。

あるいは、持てるものを厳選してペース配分のやり方を思い出している最中かもしれない。

一時的な蛇行はすれども、長期的にみれば悪くはない方向性についての示唆。

 

9 ワンドの9

 

ひとときのやすらぎの灯火の大切さ。

進み続けることだけではなく、時には己を鑑みて振り返ることも必要なこと。

生きているものだから、調子の上がり下がりに嘆くのではなく

その時にあった行動を取れる臨機応変さ 状態に気付ける観察眼を養っていくこと。

 

10 恋人 逆

 

感情の切っ先の向きに気をつけること。

他者を傷つけるため貶めるため、ないがしろにする為でもなく。

かといって自らに向けてその身を削って癒やすことでもなく。

ただ意図によってのみ、地に足をつけるかのごとく刃の先を静かにひたと抑えること。

守るために剣を振るうと考えるのがわかりやすいだろう。